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ルーティーンについて考える

  夫の毎朝のルーティンである。夫は朝起きると、着替えてまず洗面所で顔を洗う。次に日本茶を急須で入れる。次に朝食の準備をする。カップを二つ用意して、一つは牛乳、一つはインスタントコーヒーを入れる。次に菓子パンをトースターで温める。ヨーグルトを冷蔵庫から出す。テーブルに並べ、そこまで用意ができたら、食べる前に庭でタバコを吸う。ポストを覗く。新聞があれば持ってくる。

 戻ってきたらその朝食を食べる。最近は新聞を読みながら食べる。終わったら食器を流しまで持っていって、薬を飲んでまたタバコを吸いに外に出る。

 なぜ長々と書いたかというと、これが夫のルーティンで、たぶんこの順番でないと落ち着かないのではないかと思われるからである。

 例えば、洗面所で顔を洗おうとした時に、私が使っていたら。その時に、先に食事の用意をしようとはしない。待っている。この順番は崩さない。崩したくないと思っているのではないだろうか。

 なぜそんなことを考えたかというと、夫はタバコをやめられないからである。依存症の人は意志が弱いということではないと聞く。私が考えるのは、このルーティンが出来上がっているので、それを崩すとエライことになる。気持ちが落ち着かないのではないかと思う。本人に確かめてはいないけど。

食後のタバコは、依存症と思うが、この「ルーティンを崩せない」というのも少なからず影響しているのではないだろうか。

タバコは孫からも「私が言ってもジージはタバコをやめない」と言われている。例えばルーティンを崩すことができないなら、それに変わるものを持ってこなければならない。これは至難の業かもしれないと思っている。

それは本人がやめる気持ちが全然ないからである。

1つだけプラスなことを言えば、本人が気にしないので、免疫力が高いのではないかということである。気にしない人は強い・・・ような気がする。

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