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憧れのおそば屋さん

先日、おそば屋さんに行きました。美味しいので人気のお店です。今まで2回行ったことがあります。1度目は娘と。2度目は義母のお葬式の時、義姉夫婦と。どちらもずいぶん前です。

夫はしょっちゅう行っています。何でアンタだけ行くの。

その日、ちょうど近くで用事が終わり、午後の用事までは時間がたっぷりありました。今日は行くぞ。

さすが人気店。お昼時だったので、満席で、少し待ちました。いいんです。今日は時間がある。いくら待っても大丈夫よ。


電動で挽いています

外で待っていると、店員さんが人数を聞きにきます。この前、ネギ焼きの店に行ったときもそうでしたが、混んでいるとき、どうやってお客さんをさばくか、頭の中でシュミレーションしていると思います。

待ったのは、20分くらいでした。

注文はもう決めていました。十割蕎麦。どうせなら十割でしょう。

待っている間に、他の人のテーブルを見て、ビックリ。天ぷらそばセットの天ぷらの豪華なこと。お皿からドーンとはみ出ています。

美味しそう!
この写真を載せたかった。

いやいや、今日は十割蕎麦。

やってきました。

薬味の皿に、お塩(たぶん岩塩)が載っているのです。これ、どうやって食べるんだ?

わからないので、つゆにつけず、
お塩だけつけて食べてみました。これ、美味しかったです。
食べ方、合っていたのでしょうか。(聞かれへん)

つゆにつけたのも、もちろん美味しかった。十割はやはり、すこし口当たりが強いですが、それも良かった。

そば湯が欲しかったけど、忙しい時間帯なので、遠慮しました。言ったら出してくれるはず、と夫が言っていた。



結婚前の娘と来たときは、私が二八蕎麦で、娘が十割を頼みました。店長さんが、「娘さんが十割を頼んでくれて嬉しかった」と言ったような気がする。蕎麦がきを出してくれた。もちろん、そば湯も。

義母のお葬式は、家族葬だったけど、そうしなくても参列者は少なかったと思う。私たち夫婦。義姉夫婦。お通夜に娘家族、お葬式には叔父といとこが来てくれた。それで全員だった。

祭場の近くだったので、お通夜の前にここでお昼ご飯を食べた。

義母は、義父が亡くなった後、九州で10年間一人暮らしをしたのち、私たち夫婦のところにやってきました。股関節の手術で入院してからは、脳梗塞になり転院を繰り返し、家に帰ることなく亡くなったのだ。もう7年になるのか。

義理堅い大正の女性で、でもどことなく愛嬌があり、自分の部屋のテレビの前で、大きな声で笑ったり歌ったりしていた姿を思い出します。


十割蕎麦と二八蕎麦では、値段が440円も違うのです。でも、いい。最近、出かけてお昼時になっても、外では食べずに家に帰って、夕べの残り物を食べることが多いので、たまにはいいのだ。


帰ってから、夫に、天ぷらが豪華だったという話をしたら、「あれは絶対食べ切れないよ!」と言っていました。そうだと思います。最近ますます小食の夫です。


私なら食べられると思う。



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