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読書日記「先延ばしをやめる本」


 読書日記。「先延ばしをやめる本」和田秀樹著 大和書房


積ん読解消大作戦。
なぜ買ったのか。→自分が自他ともに認める「先延ばし」だから。
なぜ今まで読まなかったのか。→ 読むのを先延ばしにしていたから。

  理由は単純明快です。
それで、えいやっと読みました。読み飛ばしました。とにかく読もう。

著者は、精神科医。
今、本屋さんに行くと膨大な著書が並んでいますよね。「高齢化時代に高齢者はどう生きるか」のような本を、年代ごとにあるんじゃないかと思うくらい出しておられます。これは2015年発行。


まず思ったこと。ここに書いてあることが実行できたら、とうに先延ばしはやめられていただろうな。

  内容に少し触れますが、「先延ばし」にはいくつかタイプがあるそうです。完璧主義者とか計画倒れとか。私はそれらとは違います。
「なにをやるのも面倒くさがる」これがいちばんやっかいらしいですが、これも違うと思います。(ホントに?という声も聞こえてきそうですが)

 強いて選べば、「日常的に先延ばしの人」が私に合いそうです。

「今日すべきことを今日できない!」
「先延ばしが習慣として身についている」
やっぱりこれだな。

 例えば、何かの締め切りがあったとして、すぐにやらないと気が済まない人は、本当にすぐやります。すぐに申し込む、電話を掛ける、手紙を出す。

 でも、私は、締め切りを見て、「この日までで大丈夫だな」と思って、それで、気がついたら締め切りを過ぎている。そんなことがしょっちゅうあります。今も、手紙を書いて、後は宛先を書いて出すだけなのに、まだ手元にあります。


 著者は、「何か決定的な痛い目」に逢っていないのでは?と言っていますが、そんなことはない。何回もそんな目に遭っている。

 では、それを克服するにはどうしたらいいか。
いろいろ書いてありましたが、要するに、「優先順位を決める」「性格ではなく、行動を変える」「獲得目標を決める」

 そうなのです。それにつきると思います。
まず、行動!まず実行!人生の夢を諦めないために。

 まずはこの本を読んだよ。そこだけでも良しとしよう。
いやいや、そこで止まっていたらだめだよね。

 まず行動!

 
 それができたら、この本を読んだ甲斐があったというものだ。

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