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【本まとめ】月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法

今回は『月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法』をご紹介します。

感想は2点あり、
・実践的でわかりやすい
・実際に試すと驚くべき効果がある と思いました。

そのため、勉強でくすぶっている方々や、今より効率的な勉強法を身につけたい方々にとっておすすめの一冊です。

全てをお伝えすることはできませんが、重要なポイントと実践的な方法に絞ってお伝えしますので、気軽に読んでいただければと思います^^

それでは早速、内容に移りましょう!

こんな人に読んでほしい

・端的に勉強のポイントを学びたい
・実践的な勉強法を手っ取り早く知りたい
・資格の勉強や会社で課された試験があるため、効率よく勉強したい

→実際に私が試して効果的だった方法のみを厳選して紹介します!

■勉強法を勉強する意味

まず、大前提として知っておいて欲しいことがあります。
それは「勉強法を勉強する」ことで、今までの学習能力が2~3倍になる可能性があることです。

そもそも、頭のよさとは「能力の差」ではなく「頭の使い方」の差であると著者みかみ氏は述べています。
(つまり「頭の使い方」を学ぶことで、誰でも「頭のいい人」になれる可能性を秘めているのです!)

それでは早速、上記のメリットを押さえた上でポイントを学習していきましょう!

勉強の本質

極論、「勉強」「①インプット→②アウトプット→③テスト」の繰り返しのことです。
言い換えると、「①覚える→②思い出す→思い出せるかチェックする」
3ステップから成っています。

つまり、基本的に勉強は机のうえ以外でも可能であると言えます。
なぜなら、上記の3ステップは多くの状況で取り入れられるからです。

例えば

・トイレの中で英単語を覚える(①インプット)
・通勤、通学中に自転車をこぎながら公式を思い出す(②アウトプット)
・散歩しながら「〇〇という制度は?」と自問して答えてみる(③テスト)
            ↓
・わからなかった点はもう一度復習する(①インプット)→②→③…

などの状況が考えられます。

また、著者みかみ氏は

10時間、必死に机の前で勉強する人より、24時間、どこにいても勉強のことを考えて勉強できる人の方が、難題を解ける可能性が高そうに思えませんか?
みかみ『月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法』

と述べています。

要するに、“勉強に取り組む姿勢”を見つめ直し「どこにいても何をしていても貪欲に学ぼうとする」ことが重要であると言いたいのです。

感想

正直なところ、私は必死に机の前で勉強することが勉強であると考えていました。机で勉強していれば、なんとなく勉強した気分にもなりますからね。

しかし、今回の「勉強の本質(インプット→アウトプット→テスト)」を学んで「どんなときでも勉強しようとする姿勢」を大切にしようと思いました。

「机で勉強すれば勉強したことになる」と正当化し満足していた自分に、改めて「勉強」の“本質”に気づかせてくれたと思います。

さて、続いては具体的な実践方法についてご紹介します。

■リミッターを開放する

突然ですが、「今日は参考書を5ページやろう」といった“少し頑張れば達成できる目標”を立てることは、実は“罠”が潜んでいることを知っていますか?

なぜなら脳は、目標に合わせて自分の限界を勝手に決めてしまうからです。

例えると、「3日間でこの仕事を終わらせてくれ」と頼まれたとした場合、「3日間かけて取り組もう」と自然に考えてしまう原理と似ています。

では、どうすればいいのでしょうか。
以下では2点ほど自分のリミッターを開放する方法をご紹介します!

1日限界チャレンジ

具体的な目標を立てるのではなく、「今日1日で自分がどこまでできるのか」に焦点を当てて勉強する方法です。

この方法は、自分に制限をかけることがないため、自分の最大限の力を引き出すことができます。(また、継続することで大きな成長に繋がります)

具体例としては

・今日は参考書どこまで進められるかチャレンジ
・英語を何ヵ月で習得できるかチャレンジ

など、短期的なものから中長期的な勉強まで応用することが可能です。

1時間でどれだけできるかチャレンジ

先ほど紹介した、1日限界チャレンジの“1時間バージョン”です。
「1日限界チャレンジ」は難易度が高いと感じる人におススメの方法になります。(実は私も“1時間限界チャレンジ”で精一杯でした)

具体的には、

・1時間で参考書をどれだけ進められるか
・英単語を1時間だけ極限まで集中したら何ページ分覚えられるか

といったイメージです。

実際に私もやってみたところ「1時間なら頑張れる!」という気持ちになり、今までにないくらい集中できました。

読者のみなさまも、まずは「1時間でどれだけできるかチャレンジ」に挑戦してみてください。きっと今までにないほどの集中力を実感できるはずです!

(できる方は1日限界チャレンジにも挑戦してみてください!)

■集中を持続する

一時的に集中して取り組むことはできるが、“集中力が続かない”と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。

結論から言うと、それは仕方ありません!
なぜなら人間は本能的に集中できない生き物だからです。

余談になりますが、人間はもともと狩猟採集を中心としており、獣や敵など危険に囲まれた生活をしていました。
そのため、1つのことに没頭して命を失わないように「集中しすぎない」特性に進化してきたのです。

だからこそ、本能に逆らって集中するのは賢明であるとは言えません。
大切なのは「集中が途切れる前提で、早く立て直すこと」に目を向けることです。

以下では、集中力を早く立て直し、なるべく多くの時間を集中して過ごすための方法をご紹介します!

スモールスタートで立て直す

集中が切れたら、スモールスタートで立て直しましょう。
なぜなら、小さなステップを重ねることで、自然と集中力を取り戻し勉強に戻ることができるからです。

具体的には、

①問題集を出す→②問題集を開く→③ノートを開く→④ペンをもつ
    →⑤ノートに番号を書く→⑥問題を解く→⑦答えをノートに書く…

のように、まずは「①問題集を出す」という簡単なアクションを起こし、②→③→④…と段階を追って勉強に戻りましょう。

最初の一歩が踏み出せれば、あとは自動的に動くことができます。
集中力が途切れたら、ぜひ“スモールスタート”で立て直してみてください!

実際に私も試してみましたが、驚くほど簡単に集中力を取り戻すことができました!(もはや、スモールスタートなしでは勉強できないと思うレベルです)

まとめ

■勉強法を勉強する意味

・学習能力が2~3倍になる可能性がある

■リミッターを開放する

・1日限界チャレンジ または 1時間でどれだけできるかチャレンジ

■集中を持続する

・集中力が途切れたら、スモールスタートで立て直そう

おわりに

今回は、忙しい方々やポイントのみについて知りたい方々を中心に向けて、重要ポイントと手っ取り早く実践可能な方法についてのみご紹介しました。

しかし、手っ取り早い実践方法は「即効性」がありますが、一方で「成長性」は薄いです。つまり、中長期的には大きく進歩するのが難しいと言えます。

本書では、中長期的に成長するための「目標の立て方」や「モチベーション維持」、「自己暗示のテクニック」など、大きく進歩するために必要な勉強法についてもご紹介されています。

本記事を読んで少しでも気になったのであれば、ぜひ実際に手に取って読んでみてください!

きっと自分にとって効果のある方法や新たな学びが見つかるはずです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました!

出所:みかみ『月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法』

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