こんにちは!干物とおつまみの長崎旬彩出島屋です。
当店をご存知の方もご存知でない方も、こんにちは!干物とおつまみの長崎旬彩出島屋と申します。地元長崎で干物、エイヒレ、からすみ等を販売している有限会社双葉商事グループが運営しております。
創業は遡ること1979年、小さな屋台を引いての路面販売から始まった双葉水産。お客様のあたたかい応援とスタッフ一同のたゆまぬ努力が実を結び、今では「長崎旬彩出島屋」の屋号を抱えて地元長崎に軒を構え、全国各地へ自慢の海山物を発送するまでになりました。
大切な日の贈り物として、出島屋の海産物をぜひお役立てください。
栄えた港で毎日水揚げされる新鮮な魚を、手開きで日々丁寧に加工しております。魚の鮮度を保つため、作業場は真冬でも冷房を利かせています。朝早い作業であまりの寒さに手が震えてしまう日もありますが、お客様の「美味しい!ありがとう!」の笑顔と喜びを想像しながら、従業員一同張り切って作業に臨んでおります。
長崎県の干物について。
長崎県は漁獲量・魚種共に全国トップクラスと名高い、海の幸に恵まれた土地です。その秘密は、日本の最西端に位置し、三方が海に面した立地条件にあります。世界最大級の海流である黒潮は、九州南西部で分岐して長崎沿岸を通り、対馬海流と呼ばれます。この海流に乗って様々な魚が回遊することで、全国屈指の好漁場となります。
また、中国や台湾と面する東シナ海には、世界有数の大陸棚が広がり、魚の餌になるプランクトンが豊富に生息しています。好漁場を形成する環境が整っているのです。
たくさんの魚が集まる長崎県では、生の海産物はもちろん、需要に合わせて干物加工の技術も日々磨かれていきました。特にアジやイワシの需要は高く、今でも全国で流通する煮干しの約1/4を長崎県が生産しています。
遡ること江戸時代より、長崎県は唯一の貿易港として栄え、オランダをはじめとしたポルトガルやスペイン等、諸外国から様々な文化が流入する特別な場所です。現地では華やかな最先端の異国文化が花開くと同時に、日本の素晴らしさを諸外国に示すものが数多く輸出されました。
職人の技が光る陶芸、刀剣、織物等の他、長崎県の海産物を俵にたっぷりと詰めた"俵物"と呼ばれるものも、そのひとつとして知られています。
時は戻って現在、長崎県で水揚げされる魚種は優に300種を超え、その種類は全国1位とも言われています。年間を通じて数多くの魚を水揚げする長崎の港では、全国的に見てもより多くの旬な魚を食べることが出来ます。
中でもアジ、サバ、タイと言った日本人に馴染み深い魚種の漁獲高は群を抜いていて、長崎県の水産資源が日本人の食卓を支えていると言っても過言ではありません。
厳しい水産資源の現状。
しかしながら、漁業大国日本の水産資源は、衰退の一途を辿っております。
安くてお腹の膨らむ肉やファーストフードの台頭によって、魚の薄利多売が横行し、とにかくたくさん獲ってたくさん安く売ることで、水産資源の枯渇を招いてしまっている現状です。消費者の求める安い価格、利便性、鮮度等を追い求めていった結果とも言えます。
当店のお客様からも、昔はもっと安かった、今の価格は高過ぎるという値下げのご相談が数多く寄せられております。
魚そのものの仕入れ価格や梱包代の高騰はもちろん、魚を提供してくださる漁師さん、干物に加工するスタッフ、事務・発送作業に従事するスタッフ、店頭販売の売り子さん、百貨店さんや代理店さん等、たくさんの方々の生活も鑑みて価格設定を行っていますので、心苦しく思いながら値下げはお断りしております。
さて、そんな厳しい状況をなんとかしようと、日本中で食品ロス対策が盛んに行われています。昔は廃棄処分していたキズモノの魚や、食用としてはまず使わなかったクズ藻等の規格外品を積極的に食べていき、大切な水産資源を大事にしていこうという取り組みです。
当店では訳あり品や規格外品といった品々がそれほど浸透していない十数年前、先んじて訳ありの干物販売を開始いたしました。
木製屋台を引いて長崎市街を練り歩いていた当時は、大きな水産会社なら破棄してしまうようなキズモノ、ワレモノの魚でも宝の山だったのです。
ちょうど10年前、インターネットショッピングを始めると、キズモノ、ワレモノでもいいから安い魚を食べたいお客様のニーズにぴったり合致し、日本中に長崎の干物をお届けできるようになりました。
日本では年々減ってしまっている漁獲量ですが、諸外国ではむしろ増加の傾向にあり、日本の水産業界がいかに歪んでしまっているかが分かります。
海は日本だけのものではなく、世界の共有財産です。海洋汚染の防止に努め、貴重な水産資源を廃棄せず、遠い未来でも美味しい魚が食べられるようにみんなで協力していく必要があります。
魚を食べない家庭の食卓。
漁獲量が減ってしまっている要因は多岐に渡りますが、一般家庭における需要の低下はその多くを占めています。
ひき肉やステーキ等の比較的調理が簡単な肉に比べ、細かくて小さな骨がたくさんあり、ウロコや内臓の除去といった下拵えが面倒な魚の消費量は、年々下がってしまっております。
海外からの輸入が盛んな肉は販売価格も低いので、スーパーでもついつい、魚より肉を取ってしまいがちです。
昔の日本では玄関の軒先にアジの開きを干すことがごくごく当たり前に行われてきましたが、現代では海辺の下町でさえ見かける機会が少なくなりました。それほど、魚が身近ではないのです。
生魚と比較して干物はマズイ、と思われているのも問題です。
生魚は生魚、干物は干物の良いところがそれぞれあります。ぷりっとしてジューシーで、弾力のある刺身と並べてしまえば、確かに干物の魅力はほとんど無いように思えてしまうかもしれません。
干物は魚をじっくり乾燥させることで、長期的な保存を可能にするとともに、魚本来の旨味をギュッと凝縮させます。さらに、一部の栄養成分に関しては、生魚の状態よりぐんと増える事実が実証されています。
生魚は食べる際に頭を取り、内臓を取り、ウロコを取り、捌き、切り身にする等の調理工程が数多く存在しますが、加工済みの干物はただ焼くだけで調理が済んでしまいます。
干物が保存食として広まった当時はとにかく長く保存するため、どんな魚も煮干しくらいカラカラに乾かしたものですが、一般家庭における冷蔵庫の普及で過度な乾燥が必要なくなり、昔よりずっとふっくらとした身質の干物が楽しめるようになりました。
2020年2月頃から続く新型コロナウイルスの蔓延に伴って、外食の機会が減り、どのご家庭でも自宅で食事を用意していることかと存じます。デリバリーは手軽ですが、毎日続けるには経済的に難しいものです。
これによって干物の利点が見直され、需要に供給が追い付かないほどになりました。焼くだけの干物はそれだけで立派なおかずの一品ですし、かつ時短になりますので、余った時間を有意義に使えるのです。
しかし、あくまで一過性の流行に過ぎません。
水産資源の薄利多売は確かに問題ですが、食べなければ食べないで様々な問題が山積みになります。食品ロスを抑えながら、美味しく楽しく、ご家庭の食卓に魚が並ぶように当店は日夜努力してまいります。
オススメ商品のご紹介。
当店はインターネットショッピングで楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、Amazon店、au PAY マーケット店の4店舗展開しております。貯めたいポイントに合わせてそれぞれの店舗をご活用いただければ幸いです。
特に楽天市場店では、2020年12月に使えるクーポンをたくさんご用意しております。長崎県協賛の3,000円以上500円OFF、5,000円以上1,000円OFFのクーポンが大変お買い得ですので、ぜひご利用くださいね。
▼楽天市場店【楽天ポイント】
▼Yahoo!ショッピング店【Tポイント】
▼Amazon店【Amazonポイント】
▼au PAY マーケット店【pontaポイント】
その他お問い合わせやご相談がございましたら、以下の情報よりご連絡くださいませ。土日祝祭日はお電話対応を行っておりませんのでご注意を。
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営業時間:平日10時-17時
土日祝祭日定休日の他、GW、お盆、年末年始には長期休業を頂戴します。
※注意※
お電話をお受けする際ちょっとややこしくなりますが、電話対応のスタッフは「出島屋」ではなく「双葉水産」と名乗ります。
有限会社双葉商事グループは2020年現在、不動産、水産、ECと事業が分かれており、創業当時は水産一本であったため、その名残で「双葉水産」です。不動産でもECでもお電話口では「双葉水産」なので、電話番号を間違えたと思われて切電されてしまうことが多々ございます。間違いありませんのでご安心くださいませ。
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