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「地方創生 政策アイデアコンテスト」などにも使えるデータ解析&政策立案AI

内閣府は、RESASRAIDAなどの公共データを活用した政策アイデアコンテストをしています。そこで、行政専用AIマサルくんのグラフ分析&政策提言機能の要望が高まり、下記を開発しました。

RESASやRAIDAのグラフをAIが分析し、あなたの自治体にあった政策を提言します。
さらに、約7分で自動的にパワーポイントで分析と政策提言がされるAIを231自治体が20万回利用する公務員専用AIマサルくんに追加しました。

1,RESASからのデータのとり方

このURLから下記のページに行きます!
https://resas.go.jp/data-analysis-support/#/top/-/-/-/-

RESASの画面へのリンク

2,RESASの画面

項目を選択

「人口対策」「第一次産業」「第二次・第三次産業」「日本人観光客」「外国人観光客」のいずれかを選びます。

分析自治体を選択します。

好きなテーマを選びます

分析したいグラフを何か選びます。

スクリーンショットを撮ります

公務員AIマサルくんを立ち上げます

公務員AI「マサルくん」
https://digital-supporter.net/dxgpt/

グラフ読込機能を立ち上げ

グラフの自治体名と内容を記載

グラフをアップロードして、「書いて」と入れて、右の入力ボタン

分析と政策が出てきます。


AIでパワポを作る


このURLで「自動パワポ」を使えます。最初に、メールアドレスでアカウント登録をして、1つのメールにつき、数回は無料で使えます。
https://gamma.app/



やってみた実例!

このグラフから

この分析と政策が提案されました。

富山市

グラフや画像の分析

このグラフは、富山県富山市の人口動態を示しています。横軸は1980年から2045年までの年次を表し、縦軸は人口数(人)を示しています。グラフには以下の4つの異なる人口カテゴリが色分けされています:

  1. 総人口(赤色):全体的な傾向として、1980年代から2000年代初頭にかけて増加していましたが、その後減少に転じています。

  2. 年少人口(青色):一貫して減少しており、特に1990年代以降その減少傾向が顕著です。

  3. 生産年齢人口(緑色):こちらも1990年代以降減少傾向にあり、生産年齢層の縮小が見られます。

  4. 老年人口(黄色):逆に、一貫して増加しており、高齢化社会が進行していることがわかります。

富山市の課題

このグラフから読み取れる富山市の主要な課題は以下の通りです:

1. 人口減少

総人口はピークを過ぎて減少傾向にあります。このままでは地域経済や公共サービスへの影響が懸念されます。

2. 少子化

年少人口が一貫して減少していることから、将来的な労働力不足や地域コミュニティの維持困難など、多くの問題が予想されます。

3. 生産年齢人口の減少

生産年齢層も同様に減少しています。これは経済活動や税収にも直接的な影響を与えるため、早急な対策が必要です。

4. 高齢化

老年人口は増加し続けており、高齢者福祉や医療費負担など、多岐にわたる社会保障問題が浮上します。

富山市への政策提案

人口減少対策

移住・定住促進策

他地域からの移住者を呼び込むため、住宅支援や就業支援など包括的なサポート体制を整備することが重要です。また、若者や子育て世代をターゲットとした魅力的な生活環境づくりも必要です。

地域活性化プロジェクト

地元企業との連携による新規事業創出や観光資源開発など、地域経済を活性化させるプロジェクトを推進します。これにより雇用機会を増やし、人々が定住する動機付けとなります。

少子化対策

子育て支援強化

保育所・幼稚園の充実といったインフラ整備だけでなく、育児休暇制度や子育て手当など経済的支援も拡充します。また、仕事と家庭生活の両立支援策として柔軟な働き方改革も推進します。

教育環境改善

教育施設やプログラムへの投資を行い、高品質な教育環境を提供することで、若い世代にとって魅力ある地域づくりを目指します。

生産年齢人口対策

労働市場改革

高齢者や女性、中高年層など多様な人材が活躍できるよう労働市場改革を行います。例えば再就職支援プログラムやスキルアップ研修などがあります。

テレワーク推進

テレワーク環境整備によって都市部から地方への移住促進も期待できます。これには高速インターネット回線整備といったインフラ投資も含まれます。

高齢化対策

医療・介護サービス充実

高齢者向け医療・介護サービスの質と量ともに充実させるため、新しい施設建設だけでなく在宅ケアシステムも強化します。また、高齢者自身による健康管理意識向上プログラムも導入します。

コミュニティ活動促進

高齢者同士または世代間交流イベント等コミュニティ活動促進によって孤立防止及び精神的健康維持にも寄与します。

参考文献

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