ダニエル・ロンドー『タンジール、海のざわめき』を読む 。四方田犬彦『モロッコ流謫』の参考文献。タンジェの軽い点描でそれほど心は動かなかったが、訳者によればフランスにおけるボウルズ再評価の契機となった1冊だとか。映画『ヘカテ』の原作者ポール・モランに触れていたのが嬉しい収穫。
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