公募レースに勝つために必要なこと その1

その1と書きましたが、続きはいつ書けるか、わかりませんことお許し下さい。なぜ「そう書くか」というと、大学教員になれることは、結果論でしかないからです。結果的に、いくつもの条件があったと思うのです。
言うまでもなく、第一次選考をくぐり抜けるためには、経歴書に書けるだけの業績が必要です。これが社会人から目指す時には大事になります。
特にあなたが30歳代ならば、国家資格や学会、論文執筆など、挑戦できることはやっておきましょうと助言します。なぜなら、応募資格の時点で資格を問われることがあるからです。例えば、医療福祉系では「修士」+「専門資格」の場合が多いと言えます。大学教員はキャリアを歩んでいくことになるので、まず、スタートラインに立つことが大切です。
「数打てば当たる」と聞くことはありますが、大学側が求める人材に合致しない限り、数を打っても「当たらない」ように思います。社会人としての実績は年齢が高いほど、多く必要に思います。だから、30代や40代のうちに業績を積んでおくことが大切になります。それは「数」が大切に思います。実際のところ自分の提出した論文が読まれているかわかりませんし、分野が違うと理解されないこともあります。しかし、数だけはわかりやすいのです。
しかし、講演歴はさほど、役に立ちませんでした。私は100本以上の招待講演がありますが、特に「業績にはならない」と言われました。
どうしたら「数」を稼げるか、これがエントリーするための第一歩のように思います。

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