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自分で立てたから、あなたを支えられる。

しばらくぶりに書きます。自分の頭の中の整理と発信する練習は絶やしちゃだめだ!

気が付いたら新しい朝ドラが始まっておりました。https://www.nhk.or.jp/comecom

今回もまた、主人公の成長(自律)に目を向け鑑賞しているところです。

そんな中で気になったのは、13週。あらすじはリンクをご参照ください(手抜き)。

主人公・るいの恋人の錠一郎は、病気によりトランペット奏者の道を絶たれ自暴自棄に。海へ身を沈めようとするところに、るいが駆け付けます。るいは錠一郎に駆け寄り、告げます。「私が守る。あなたと二人で、日向の道を歩いていきたい」と。

きっと大阪に来たてのるいのままだったら、錠一郎とともに歩む覚悟はできなかったと思います。自分の額の傷により自己肯定感が低く、傷が理由で他人から拒否される経験を二度としたくなかった(過去に傷が原因で男性と疎遠に…)から他人に寄りそう、ましては絶望に陥った彼と共に生きる覚悟なんて、まあ無理だったでしょう。

そんなるいが、なぜ錠一郎を支える覚悟ができたのか?それは、るいが一人で立ち始めたからだと思います。そしてそのきっかけを与えたのは他でもない錠一郎。錠一郎がるいを受け入れたことで、るいは自己受容できるようになった。るいは錠一郎を中心としたコミュニティ(ジャズバー)に、竹内夫妻に受け入れられた。

それと同時に、自ら行動したことによって”自信”が沸いたこともきっかけだと思います。それはなんだろう?と思い返してみると、小さな一歩じゃないかな?と思うんです。勇気を出してジャズフェスティバルに参加したこと、錠一郎たちと一緒に海へ出かけたこと、自分の正直な想いを錠一郎に伝えたこと…。「そんな些細な事?」て思うかもしれないけど、本人にとっては大きな一歩だったりすると思うんです。

他人に受け止められるだけでも自己受容って生まれると思うんですけど、大切なのは自分で自分を受け止めることだと思います。なぜなら、他人に受け止められている、という事実は、他人の捉え方の変化とともに変わってしまうから。相手が自分を嫌いになったら、それでおしまいです。勇気を出して新たな体験を繰り返し、自分で自分を受け入れられて、他人が受け入れてくれる体験が重なるとドライブがかかるんじゃないかと。

じゃあその一歩って何すればいいの?っていうと、とどのつまり何でもよい。一週間筋トレを続けた、売上を●円達成できた、粒度間は何でもOK。自分が設定したゴールにたどり着けばいい。実際、「@@ができるようになった」と自身が言えるようになることで自己肯定感が高まることは心理学の点からも言われているとか。また、たとえゴールに辿りつけなかったとしても、ゴールに行く途中での失敗から得た学びは、次に新たなゴールに向かうときの武器になります。

支えられる側も「支えることが生きがいなの!!」なんて他責な理由で支えてもらっても、ちょっと迷惑…てなりますよね。。。だからこそ、自分が立って、周りの人に貢献できるのがお互いハッピーです。

なんでこんなことを述べたかというと、私がそうありたいからなんですけどね。。


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