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1人では味わえない音楽の魅力!〜アンサンブルで広がる音の世界〜

音楽は、一人で奏でるのも楽しいですが、誰かと音を重ね合わせた瞬間にこそ、特別な魅力があるのをご存知ですか?
最近、私はアカペラレッスンを通じて、声が重なることで生まれるハーモニーの美しさを改めて感じています。
さらに、これから行うコンサートではチェロとサックスとの初めてのコラボレーションも予定していて、異なる楽器の音色が織りなすアンサンブルの楽しさにワクワクしています。

アンサンブルは、それぞれの楽器や声が持つ個性がぶつかり合い、時には溶け合う瞬間が本当に感動的です。
ひとつひとつの音が互いを引き立て、全体としてひとつの作品が完成していく…。
そんな瞬間を体験できるのは、アンサンブルならではの醍醐味です。
今回は、私自身の経験を交えながら、アンサンブルの魅力についてお話したいと思います。

私はこれまでピアノの伴奏はあるにせよソロ演奏を主に行ってきました。
理由としては、自分のペースで演奏できることと、ピアノとのアンサンブルに慣れていましたし、自分の世界を音楽で作り出すことができた時の心地よさと達成感は極上です。
また、複数人の方とコミュニケーションを取りながら曲を仕上げていくことに精神的な負担を感じていたことも事実です。

しかし、アカペラのレッスンを通じて、アンサンブルの新たな魅力を発見しました。
メンバーはおもいきってアカペラを始めてくれたわけですが、合唱と違って自分の音が消えてしまうとハーモニーが成立しなくなる、というプレッシャーはそれぞれが感じていたと思います。
そんな中、全員で合わせた時にはハーモニーが生まれ、1人で歌っている時とは違う全く新しいものができたことを感じたようです。

また私は今度、サックス・チェロ・ピアノと一緒にアンサンブルのコンサートを行うのですが、これもなかなか無謀なチャレンジです。(笑)
それぞれの楽器の音量や音色のバランスが合うのか、という大きな問題点があります。
しかし、それぞれの演奏を聴いている私としては、表現しようとしている音楽や、目指す音色の方向性が似ていると思っているので上手くいくと思っています。
むしろ、新しい音楽が生まれるのではないかとワクワクしています。

また、私は性格や資質によって選ぶ楽器が違うと思っているのですが、チェロというのはメロディーも弾きますが、支える役割もします。
また、サックスも奏者が専門はバスサックスなので、支える方が得意なようです。
このように、複数人が集まりそれぞれの特性が調和し化学反応を起こして1つの新しいものを生み出す、というのもアンサンブルでしか味わえない喜びです。

私はこれまでソロをメインに音楽活動を行ってきましたが、今後はアンサンブルを通してて仲間を増やしコミュニティを広めたいと思っています。
アンサンブルを不安なく始めるとしたら、ある程度人数がいる合唱やミニオケ、ビックバンドなどで体験してみることをお勧めします。
慣れてきたら、そこで気が合うメンバーと少人数で新たなアンサンブルを作ってみるのもいいですね!

皆さんはどんなアンサンブルをしてみたいですか?
ぜひ皆さんの音楽の楽しみ方をコメントで共有してもらえると嬉しいです♪

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