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演奏スキルを確実に伸ばす〜やってみたい分解練習〜

音楽の練習、つい一気にいろんな所に気をつけて練習しようとしていませんか?
でも、実はそれよりも、1つ1つの課題を分けて取り組む方が効率的に上達できるんです。
取り組むべき課題をしぼって練習することで、確実にスキルアップし、最終的にはイメージに限りなく近い演奏がきるようになります。
この記事では、そんな効率的な練習方法をご紹介します!

例えば歌の曲で、自分の課題が“音程”だとします。
その場合は、

1.音が取れない箇所を確認
2.その箇所を部分的に集中して練習

という流れがベースになります。
この時のポイントは、“出しにくい高音は同時に練習しない”、ということです。
音程は“聴く耳”が大切ですが、高音の出し方は“発声”にフォーカスする必要があります。
そのため分けて練習した方が遠回りなようで近道になります。

また、“なめらかに歌う”練習をするとします。
私の場合は、この時は母音だけで歌う練習を行います。
その時に、音程や高音のことまで気をつけてしまうと、肝心の“なめらかに歌う”ことが、音程や高音にとらわれて抜けてしまうことがあります。

そのため、なめらかに練習する場合は、なめらかに歌えているかということだけにフォーカスし、高音に関しては歌わないか、1オクターブ下の音を歌う、という方が効果的です。

これを、「全体的にはなめらかに、でもこの部分は音程、この部分は高音に気をつけて…」とやってしまうと課題が散乱して余計に時間がかかってしまいます。

そして私のオススメとしては、1つにしぼった課題を録音しながら練習していく、という方法です。
これであれば、録音を聴き、できているかを確認しながら進められることで、ビフォーアフターも感じやすく達成感もあります。

1つの課題に集中して、それが“できたか”、または“できていなくても方向性が合っているか”を確認し、できないことではなく、少しずつでもできたことにフォーカスしていくことが練習を楽しむコツです。

このように課題を整理して1つずつ録音をしながら取り組むことで、確実にスキルアップすることができます。

もし、この記事で紹介した分解練習方法を試してみて、もっと詳しいアドバイスが欲しいと感じたら、ぜひ私のレッスンにいらしてください!
初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせた個別指導を行っています。
また、レッスンに関する無料相談も随時受け付けていますので、気軽にお問い合わせください。
音楽の楽しさを一緒に広げていきましょう♪


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