2020/08/01

起きた。今朝はフル・ブレックファスト(=スクランブルエッグ・ソーセージ・サラダ)、オヤジがつくった。主食もパンならイングランド風であるところが、もずくご飯であったので、日英同盟だ。

Zガンダム組み立ての興が乗ってしまい、夜更しをしてしまった。寝たのが3時なのに起きたのがなぜか6時で、そこから上記の朝メシをいただいてさらに9時過ぎまで組み立てが続いた。5時間かけて頭部と、胸の一部だけ進んだ。自分の手先の卓越した不器用さが光る。そもそも複雑な可変機構のあるZガンダムは、初心者向けではないらしいし、ましてやRG(リアルグレード)は「パンドラの箱」とまで言われた。本当にこれが自分の「はじめてのガンプラ」でよかったのか……。

いつのまにか二度寝しており、13時半頃に再起床した。自分が作っているのがZガンダムであると確信できる程度にまで組み上がったのに感動してしまった。自分にとってZガンダムは特別なのである(この話は長くなるから今日はやめておく)。のんきに上の写真を撮っているのだが、実はこのあと14時からリモートのゼミがあり、自分が部屋立て係だったのを思い出して、あわてて準備を行った。

この教科書をやっていた。数学に「層(sheaf)」というものがある。詳細は省くのだが整数論でも用いる。ただ抽象的な概念であって、あまり整数論的に直接の楽しさを感じにくいので、さほど仲良くなれないままビジネス上の付き合いだけしている。詳しい後輩が、一からゼミをしてくれるというので、これが仲良くなる最後のチャンスかもしれないと思って、参加した。

遠隔のゼミでは、発表者が聴衆(audience)の反応をとらえにくいので、できるだけオーバーリアクションするといい、というノウハウがある。だから、なるべく相槌を打ってうなずきたいのだが、話題が「層」の話だけに「そうですね」というのがはばかられ、たいへん厳しい状況に置かれた。「へえ」や「ほお」ばかりではぶっきらぼうだし、「さようですか」とか「おっしゃるとおりです」とかだと、お前はホテルのフロント係かみたいな感じになり、匙加減が難しい。

ともかく何とかやりおえた。最近、お仕事が多くリモートのゼミもご無沙汰だった。久しぶりの数学のゼミはいいものだった。体感30分だったのだが、実際は2時間ゼミをやっていた。こうでなくてはならない。数学は人生を圧縮する学問だ。ぺしゃんこになっていこうぜ。

- 睡眠 3-6, 9-13 (7h)

その後、3時間をかけてZガンダムに両腕を生やした。

(2020/08/02 へ続く)

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