2020/08/09

起きた。今朝はあんパンなど、それとアイスコッフィーをジョッキに一杯。そんなカフェインの怪物みたいなものを飲んで大丈夫だと思われるかもしれない。安心してほしい。普通のホットコッフィーをカップ1杯つくり、それを大量の氷水で割ったものである。我ながら暴力的なものを飲んでいる自覚はある。夏の暑さに対抗するために新陳代謝を促していくとき、野性の食欲が顔を覗かせる。

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骨休めの一環としてツボ押しをしていた。より具体的には、ただの木の棒を使って手足(ヒレ)のツボを押していた。木の棒は通販で買ったのだが手作りだそうで、1つ1つ形が違う。実際にこれまで5本のものを買った。上の写真にあるものが最も気に入っており、リュックに入れて携帯している。

木の棒の先端を、身体の内側に向けてできるだけ垂直に、押す。人によっては皮膚曲面の法線方向といった方が精確に通じるかもしれない。ややこしいことをいったけど、おそらく「木の棒を使って身体を押す」といったときに、最もイメージされやすい方法のはずである。

押すと、痛かったり痛くなかったりする。差が出うる強さで押していくことがコツだ。つまり全力で押すと必ず痛いし、タップするように押すと必ず痛くない。適切な力で押さなければならない。かといって常に一定の力で押せばいいというわけでもない。指先の腹と、指の付け根では、力の入れ方を変える。身体のパーツを材質として見たときの物性に対して、同じ負荷をかけていくイメージである。均質に負荷をかけるということになるのか。

こうすると、一見、同じように見える手足にも、押した際の痛みに如実に差が出るポイントがあると明らかになる。それらポイントから最も重要と感じるもの数個選んで、加えるべき力の限界でそれを押す。一般的にそうしたポイントをツボと呼ぶので、僕もそれをツボとよんでいるのだけど、僕はツボに付随する名前・機能・相関などについては全く知識がない。しかし、経験的に、この「ツボ押し」で調子が良くなることはわかっている。

この「ツボ押し」を丁寧にやろうとすると、特に「最も重要なポイントを見つける」プロセスに手間がかかる。プログラミングでも、あるバグを直すのにたった1行を訂正するだけでよかったのだが、その原因となった1行を探すのに半日かかった。ということはよくある。手間がかかることは好きだ。

せっかくなので台所まわりを掃除していた。今回の実家への滞在は大変長いものであった。明日、フグハウス側に移動する。できたら今回の滞在で、ひとつオヤジに料理を振る舞おうと思っていたのだが、週末の予定が合わず、叶わなかった。トマト料理を練習している。フグハウスでも何度かこれをつくり、次回に満を持してお届けしたい。

noteを書き続けていると、ときどき数週間前に書いた記事を読んで、スキをつけてくださる方もいらっしゃる。そうしたタイミングで、自分の書いた過去のnoteを読むことにしている。デフノートとして書いたものは、片っ端から頭から抜けていくので、覚えていない。「きのうのわたしは ちがうわたし」である。

昨日までで112本のデフノートを書いていた。僕にとってデフノートは日課(dairy ritual)でありフローなのだが、それがいつか巨大な雪だるまに成長してより多くの回顧の機会を与えてくれるならば、デフノートのストックとしての側面にも新しい楽しみを期待できる。

電灯を落とし、万年筆と遊びながら新しい週を迎える準備をしたい。

- 睡眠時間 2-10 (8h)

万年筆でツボを押さないよう、気をつけねば。

(2020/08/10 へ続く)


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