2020/07/15

起きた。今朝はとんかつ。そのとんかつは20時に食べており、決して朝食ではない。ときおり朝食や昼食を食べ忘れるということがある。フグハウスのほうが食事回数が安定している。

フグハウスでは、朝食や昼食は各自が各自食べる、という仕組みになっている。したがってフグハウスにいさえすれば自動的に朝食が食べられるというわけではない。でもそれはそれとして、他人の視線が自分の食生活を創るということはある。他人が朝食を食べている気配が、自分も朝食を食べなくてはならないのでは? ということを思い出させてくれる。

「美人は視線がつくる」という。この理屈を抽象化して、他の分野にも広く適用できないか? とも僕は考えている。

実家の本棚を片づけていたものの、思ったよりも大仕事になってしまったので、60%くらいで断念してきた。家を出る30分くらい前まで作業していたのだけど、このまま続けると移動のゴールデンタイムを逃すと思い、割り切ってやめた。その後、いつもどおりベッドメイキングまでして部屋を退出できたし、電車の乗り合わせもよくスムーズに長距離移動を果たせた。運が良い。

これがとんかつである。駅ビルの高いところにあるお店に行った。そうはいっても拙フグみたいな学生さんがたまに食いたいときに食いにこれないほどお高くはない。しかしながら、たまに伊勢湾界隈にやってきた僕の旧い友人を招いて食事をするのにも満足してもらえるくらいの雰囲気のよい店構えである。何よりとにかくとんかつがおいしい。とんかつ屋さんにとってとんかつがおいしいことが一番である。なにかの拍子で僕と伊勢湾界隈で食事をする場合は十中八九ここのとんかつ屋になるだろう。

これは説明が難しい。ただ、ちょっと取り組んでいるものが多すぎるのではないかと本能的に感じると、ぐぐっと意図的に視界その他の感知できる情報量をぐぐっとせばめたくなることがある。数学の本も、だいたい3〜5冊を違うペースで読み進めるのがいちばん標準的で健康と感じるのだけど、ひたすら広く! 院生が研究図書として借りられる30冊の限界について、サーベイ的にざっと読みたくなるときもあれば、おれにはこの本しかないんだ! と厳選に厳選した1冊だけを深堀りしたいときもある。その傾向がどれだけ続くか? よくわかっていない、短くても3週間、長くて3ヶ月。そんなものではないか。

今は、数学と英語からやや離れていて、それについては最低限の持続で様子見をしている。一方でSF小説を書くことと、(ゲーム/業務)システム開発と、が盛り上がりを見せている。執筆もプログラミングも、日本語で誤解なくコミュニケーションが取れる、という能力がきっと重要だと僕は考えている。

日本語コミュニケーション能力を根本的に支えるものは、日々の習慣だろうか、語感の弁別力だろうか、持続可能な健康だろうか、それとも……。よく分かっていない。よく分かっていないけど、昨日と今日で実家自室の本棚を片づけている内に、いまは有力な候補を見つけたので、それをテーマにちょっと「これをやってみようか」という構想をしつつある。

- 睡眠 2-12 (10h)

まだまだ寝ている。果たしてフグハウスは、あした僕を何時に起こすか?

(2020/07/16 へ続く)



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