2020/05/09

起きた。今日はハニーバタートースト。はちみつトーストとの差はバターである。バターが加わると、はちみちが謎の理由で英語化する。それを説明できる理由は思い当たらない。自分内デファクトスタンダードみたいなものがあり、自然とそう呼称している。経験の蓄積はときに矛盾を同居させる。

久々にどしゃっと雨が降った。あるていど庭の掃除をしようと予定していたものの、これは流れた。草が気持ちいいほど憎らしく伸びている。そういえばときどき出没するネコが、今朝も庭に来ていた。眼光がキツくて太ったやつである。ずぶとい神経をしていそうだ。ところで文字通り神経がず太いとき、より多くの神経伝達物質が通りそうだから、むしろ神経質になるのではと考えた。杞憂だろうか。

プロジェクト管理サイトを用いて、フグハウス住人の一人と少し難しめの問題を多く解く手はずを整えた。3ヶ月かけて150問ほど解く予定でいる。対面のゼミが開催できない中でも、モチベーションを保つための1つの方策だ。いや、モチベーションというよりはテンションだろうか。テンションといっても高ぶるのが目的ではない。日本語でいう「張り」のことだ。張り合いがあるという言い回しもある。

このデフノートでも報告している通り、いくつかの習慣を続けている。こんなにも多くの習慣が続いているのは、人生でも稀なことである。デフノートも創刊から数えて23日めとなるらしい。3週間を過ぎた。これのない生活はあまり考えられない。一方、一日サボったら廃刊になりそうな危うさもある。いざ苦しくなったら宣言通り140字以上書くことを目標に細々と生きながらえるつもりである。

この下限をゆるくもって続けるのが、自分には良かった。一見、適当そうに見える人間が(フグだが)、己の一度決めた目標に負けたくないというような屈折した完璧主義に翻弄されて完全挫折と完全継続の狭間をさまよっている、ということはある。最近の自分は疑り深いので、完全継続もマズい予兆と思っている。どこか抜けても、ふてぶてしく復活してくる習慣のほうが、結局、年間の規模で見て続いているのではないだろうか。

続けていくことが難しいことに関するRTを2件行った。経済はもう1つの健康である。健康でなくても、あるいはお金がなくても、フグは数学を続けることはできない。今のところ、学費も生活費も自分で工面できている。幸い直近では影響の少ない職種であったものの、同時に土壌は確かに揺れているとも感じる。伝播が遅延しているだけで、いつか苦しいときはやってくるだろう。

だからこそ、というわけでもないが、いま直近で苦しい人たちを支えたい気持ちがある。医療従事者ではないから、誰かを直接助けるヒーローなどにはなれない。せいぜいできることは、まず自分単位で張りのある行動を続けることと、少々のお金を赤十字に送ることくらいだ。良心ではない。自分が数学を続けられる未来があるとしたら、そうした寄与を行った先にあるという直感が行動の根拠である。それをうまく説明できる理由は思い当たらない。ハニーバタートーストのようなものだ。

- 英単語 1000単語
- タケバキの写経 1ページ
- ヒザ曲げ立位体前屈 1分
- 睡眠時間 2:00-9:30, 13:00-14:00 (8時間半)
- 問題を解く……今日は問題を印刷しただけ。(5月目標 0/16)

長い睡眠が取れた。蚊への対策も効いている。

(2020/05/10へ 続く)


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