2020/06/14

起きた。今朝は起きるのがそもそも遅かったのだが、うっかり朝食をとるのを忘れていて、お昼に買い物に行って戻ってようやくカレーを食べたのが最初の食事となった。これまでに紹介してきたレトルトカレーたちの中で2大おすすめ品である「100時間煮込んだやつ」と「死ぬほどキノコが入っているやつ」の2種類を2つずつ買ってきた。気に入ったのだ。今日はキノコ。

それはさておき、ゲーム開発である。一昨日と昨日で、さんざ恥ずかしい話はしたので、今日からはクールに開発を進めていくんだぜという雰囲気で語っていきたい。

ダメでした。梅雨入りとは何だったのか……おかげで傘いらずの徒歩で買い物に行けたのはよかったのだが、クーラー無しでは生きていけそうになかったのでガンガンに付けた。まず儀式的に自室を片付けるところから始めて、数年ぶりにゲーム開発のためにIDE(統合開発環境≒プログラムを開発するためのプログラム)をインストールした。

これは言ったか言っていないか覚えていないのだけれども、最近またプログラミングで収入を得るということを再開しつつある。大学院に通い始めてからまとまった形で仕事を受けるのは辞退していたので、実に5年ぶりになる。ちょっと目を離した隙に全く様子が変わってしまうのが、界隈の恐ろしいところではあるけど、留守中にも普遍的な技術を磨き吐血し続けてきた自負はあるので心配はしていない。

どういう道具を使うかに関しては、迷うところもあった。ひとまず自分の主力であるScala言語(プログラミング言語の1種で比較的最近できた)を満足に使えるような身体を準備しておこうと思っている。仮説と対話を積み上げて、しっくりくる製品を創っていくのがフグ流である。手間がかかる方法が一番だ。

仕事で使う各種の道具を、自分の身体にフィットしていくには、プライベートで練習するに限る。大きな失敗をしても大丈夫なので、存分にいろいろ試せるからだ。これ以上、凝った書き方をすると骨折しますみたいなラインを体感的に分かっていた方が話が早かったりする。

僕がゲーム開発をやることの「公的な位置づけ」は、存分に仕事で猛威を奮うための特訓の場である、としたい。これは即座に仕事が主で、ゲーム開発は副である、ことを意味しない。例えばプロゴルファーを考えてみよう。彼らは4日間のツアーを勝ち抜くとナンボか賞金がもらえる。プレイ時間で割って時給換算するとえらいことになるので、いい商売だと思われがちだ。

が、実際は、プレイ時間の何百倍・何千倍も、小さい頃から練習してくるからその賞金が得られるのであるし、ごく最近の1年をとったとしても、ツアー参加時間の何十倍もの時間を練習に割いているのである。そう考えると、実は彼らゴルファーの人生にとって、むしろ練習が実力を養うための陽の光であり、ツアーの成績は影に過ぎない。とも考えられるのではないだろうか。

自分はゲーム開発によって、日々、自分の最も強い部分を掘り起こすのだと、そういう狙いで取り組んでいこうと思っている。開発時間は上限を設けて1日あたり4時間としようと思う。これは数学のゼミが開催できず宙に浮いている裁量時間をぴったり補う時間の量となっている。あまり根を詰めてやると体がもたないから、これくらいがちょうどいいだろう。

時間帯については、なんとなく、お昼過ぎから夕方(12:00-16:00)がよいと思っている。場所は、視界をディスプレイが覆う静かな場所だったらどこでもよい。フグハウスの自室(最近三面ディスプレイにしたあの座卓)、実家の自室、あるいは会社の会議室でもいいかもしれない。あと、涼しいところでなくてはならない。これは絶対だ。ときにゲームプログラミングはCPUの使用率を100%にしがちなので、予防的な意味でもきちんと冷える場所でないとマシンがいかれる。

こんなところである。一度、覚悟が決まってしまえば、あとは簡単……なんてことはない。やはり3週間続くかどうかが、邁進の吐血か、挫折の吐血か、運命の分かれ道だろう。僕は僕に対して、挫折することに関しては絶大な信頼をおいている。負の信頼である。この信頼を裏切らなくてはならない。ローギアのトルクでキリキリ締め上げるように21日間説得し続けなくてはならない。

そのためにも、楽しみが必要である。楽しみとは鍋料理のようなもので、分配するからこそ増幅する。できるだけ早い段階で、ここに開発のスクリーンショットを載せられるようにして、デフノートの読者のみなさんともども、私の熱いクォータニオン活動、クォ活を楽しめるようにしたい。

そんなところである。

- 英単語 1000words
- 数学の問題 (2/-/-/-)
- ヒザ曲げ立位体前屈 2min
- 睡眠 3-10 (7h)

数学の問題の表示の説明をしていなかったが、どうもそろそろ2000字を超えてしまいそうなので、また明日に。

(2020/06/15 へ続く)

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