2020/08/12

起きた。今朝は冷凍食品のチャーハン。早朝にコンビニで買った。無事、朝早く起きることができたのだが、自力で起きたというよりはセミに起こされたと言ったほうが正確だ。セミの鳴く条件がいまいちよく分からないのだけど、気温は1つトリガーになっているように思う。今朝は午前中の気温が上がらないうちに外の草でも刈ろうかと思っていたのだが……

この通りであったのであきらめた。天気には逆らわないほうがよいぞ。これは、映画『天気の子』で学んだ。『天気の子』はよかったのでブルーレイディスクがほしいのだが、なんとなく保留(pending)にしてある。なにせ作品に対する評価は「5段階評価で6」と完全に保証されているのだから、自分の誕生日に自分向けに買ったり、そういう大イベントの一角を担っていただきたく期待しているのである。

クーラーの聞いた部屋で、本を読んだり、開発をしたり、小説を書いたり、様々なことをして過ごした。充実している。今朝、コンビニに行ったのには冷凍食品を貯蓄したり、本の通販の払い込みをしたり、さらにはマスクの残弾を補充したりなどの目的があった。どうも「1個ずつ使う消耗品の残り個数」のことを残弾数と言ってしまう。もちろんゲーム的メタファだ。タイムクライシス2とハウス・オブ・ザ・デッド2はよく遊んだ。2に縁がある。

というわけで11人の根拠である。まず、投票の候補であった3, 8, 21, 55について、量として適度に散らばった値を持ってきたかったわけだが、これはいずれもフィボナッチ数である。0番めを0, 1番めを1として、2番め以降を「直前2つのものの和」で定義した数列をフィボナッチ数列といい、そこに現れる数をフィボナッチ数という、この場合0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55,...投票候補では、4, 6, 8, 10番目の数字をピックアップしてある。

意外なことかもしれないのだが、フィボナッチ数は、開発現場でタスク量の見積もりなどに使われている。一般に等差数列上の数より、等比数列上の数を、タスク量の候補とする法が見積もりの精度が良くなる、という話があるらしい。しかし、素朴な整数上の等比数列を考えると、公比が2以上となって発散が速すぎである。そこで、ほとんど指数関数的だが、公比が2未満で、かつ列の定義が簡単、というフィボナッチ数列を代わりに用いると、都合がよろしいのである。

さて、今回の集計と投票の結果は、以下の通りであった。

3名:28%, 8名:34.7%, 21名:13.3%, 55名:24%

これらのフィボナッチ数列の番号(index)上での平均を取ると、

4×28% + 6×34.7% + 8×13.3% + 10×24% = 6.666...=20/3

すなわち20/3番目のフィボナッチ数を、投票の総意として採用すれば良いことが分かる。……もちろんそんな数は、数列上には無いのだが、考えることはできる。ここでフィボナッチ数列の一般項は、

 F_n = ( ((1+√5)/2)^n - ((-1+√5)/2)^n ) / √5

で与えられているので、ここで n=20/3 として計算すると、11.06.... という実数が現れる。6.666... 番目のフィボナッチ数。これが最低催行人数「11人」の根拠である。 

投票結果についてもう1つコメントしたい。こうした適正量を募る課題で、数を順序で並べて候補を提示したなら、通常はどこか1つに山ができることが多い。今回は8名と55名とに2つの山がある。これはおそらく今回の投票では、連載継続をかけていること(だから小さめの数に投票してあげたい)と、これを機に成長を目指すと掲げていること(だから大きめの数に投票してあげたい)との間に、ジレンマが生じ、こうなったのではないかと考える。すなわちみなさまそれぞれが、藤井愁霜に何を求めるのか、各々の価値観に基づいて判断して投票してくださったのではないかと思う。ありがたいことだ。

そういえば、どこで書いて発表するのか、ということをまだ申し上げていなかっただろうか。今回はカクヨムを予定している。時間差をつけてTwitterでも縦書き文庫風の画像を流すかもしれない。流通量が多くなるよう様々な方法を模索していくいきたく思う。

- 睡眠時間 0-5, 8.5-11.5 (8h)

夜は涼しくていい。相変わらず窓にバッタが突撃してくる。

(2020/08/13 へ続く)

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