【お急ぎのお申込みを!】WEB3で言われる”コミュニティ”とは何なのか?
5月から、NFTを含めweb3を横断した体系的な知識を身に付けるための「0からはじめる、web3実践講座」が、Shinwa ARTEX様主催で始まりました!
第6回目の講師は、DeFimans所属メンバーでweb3コミュニティエキスパートの九鬼一将さん。シンガポールに法人を共同設立し、web3プロジェクト(x to earn系アプリ)の自社開発を通じ、web3サービス・エコノミクス設計から資金調達・コミュニティ構築等を経験しています。
今回はそんな九鬼さんから、講義の大枠をお聞きしました。
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今回皆さんと深堀りたいテーマは”コミュニティとは何か”についてです。
web3に於いて”コミュニティ”という存在は切っても切り離せない重要なキーワードになります。従来のweb2サービス/プロダクト(※以下プロジェクト)が事業者主導で進んでいくのに対し、web3プロジェクトでは運営陣とコミュニティが一体となってプロジェクトを成長させていきます。
進め方がこれまでと変わる理由は、NFT・FTを買うユーザーが単なる商品/サービスを購入した人以上の意味合いを持つ”支援者”になる事が要因だと考えています。代金を払って商品/サービスを受け取って終わりではない関係になっているのです。しかし何故そのように変わるのでしょうか。
それは”コミュニティのメンバー”がプロジェクトの成長に働きかけてくれるからです。NFT・FTを買ったユーザーは、プロジェクトを成功に近づける事で自身が買ったNFT・FTの需要を高め、金銭的なメリットを得る事ができます。結果として自ら布教活動をしたり、2次創作等でのコンテンツが発展し、運営陣単独ではできない速度や質での発展が可能になるのです。
さて、ここまで聞くと良い事ばかりのように聞こえるこのコミュニティですが、いざ実際にプロジェクトでコミュニティを作ろうとすると難しい課題に直面すると思います。先んじてその課題と要因を紹介させてください。
一番苦労するのはコミュニティの仲間達にどう期待し続けてもらうか(≒購入したNFT・FTが売られずに持ち続けてもらえるか)です。期待し続けてもらうには大別して2種類の仕込みが必要だと思っています。1つは長期的な期待を抱かせるためのテーマ・スケールの魅力化と、短・中期的に繋ぎとめるためのインセンティブ設計です。
前者のテーマ・スケールの魅力化は、私たちはこんなに凄い事を実現するために集まってるんだという納得感を生むようなテーマそのもの自体の凄さ・または今のプロジェクトが持っている拡張性の大きさから来ます。所謂”ロードマップ”はこの長期的な期待感を維持させるために整備されるもので、少なくないケースで相当な飛躍に感じる将来計画が語られているのもとにかくこの長期的な期待を煽りたいからです。
後者のインセンティブ設計は多くの場合金銭的なメリット訴求になります。こちらはより現実的な課題に直面する事になり、例えば、NFTアートのように販売時にピークを迎えやすいものはその後何を材料に値段を引き上げるのかといったマーケ観点の話題作りが必要に。エコシステムを持つGameFiのようなものはNFTが買われるためのエコシステムとして見た時の外貨獲得の綿密な設計、等が必要になります。これ本当に難しいです。。
ただ、これらを上手く仕掛けられると一気に成長するチャンスが生まれます。web3のプロジェクトに特有の熱狂的なファンが多く生まれ、パッと見の人数以上に力強い推進力が生まれるからです。このweb3コミュニティの熱量がプロジェクトの成長に与えるインパクトが大きいからこそ、”コミュニティ”の人数は単なるフォロワーよりもレバレッジが効く形で評価されるのだと思います。
例えば国内のweb2アプリではユーザー数100万人越えが一つのマイルストンだったりしますが、1年前ならweb3ではコミュニティメンバーが数千人行けば一大プロジェクトとして注目を集められたりしました。このレバレッジが認められるくらいパワーのある存在、それがコミュニティなのです。
web3はブロックチェーン技術をベースに生まれた大きな技術的・社会的ムーブメントですが、その中でもコミュニティに注目してその動きを見ると今までにない発見や面白さが沢山ある分野です。本文は抽象的な話が多くなりましたが、当日の講座では具体事例や経験談含め手触り感ある形でコミュニティについてお伝えできたらと思っておりますので、皆さんぜひご参加ください!
(文:九鬼氏)
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■講義内容
web3に関するプロダクトを検討する上で、コミュニティに関する知見は必要不可欠です。NFTやトークンの購入者を、単なる購入者にとどまらせずいかにして支援者に仕立て上げていくか、ぜひ学んでください!
今後のキャリアでweb3を専門領域としたい、とお考えの方はぜひ下のURLから申し込みを急いでくださいね!
(講師:九鬼、編集:いくら)
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