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幼児用の椅子と机をダンボール素材で作ってみました! ~ハリボテ+ダンボールでDIY革命~

 久しぶりにダンボール製建材「ハリボール」で工作をした件の記事です。
今回はかわいい甥っ子のために、要望があった椅子と机を作ってみることにしました。製作には1人で丸1日くらいかかってしまいましたが、良い感じに出来上がりましたよ!

過去の記事↓

1.仕上がりイメージ

 すごーく適当な図面ですけど、こんな感じの図面です(笑) はたして図面と呼んでもいいのか罪悪感すら感じる絵です。あくまで寸法を抑える程度だったと考えていただければ幸いです(笑)

雑!

2.椅子を製作する

 ダンボール建材を使った工作のコツは、とにかく仕上面となる板材から加工することです。完成した仕上面に強度を持たせるためにハリボールで骨組み補強するイメージです。
 この椅子の場合も、外側の仕上面を板材で加工してから、それに骨組みをくっつけています。
 今回の組立にもグルーガンと木工ボンドで挑みました。

展開図をイメージできるかどうかがうまく作るコツです。

上手く骨組みを組んだら、包んでいく感じです。

骨組みのつなぎの長さを調整しながら、内部で骨組みを繋いでいく…
ピタッと納まると気持ちいいですよ。
完成!

というわけで椅子は完成しました!

3.組立式の机を作る

次は机です。天板をガッチリ作ることによって、足を組み立て可能にする構造にすることにしました。今回は外枠部分下地として、補強材であるランナー材を2枚抱き合わせた半角材を使用しました。

ランナーのひだを利用して中心のつなぎ材を固定できます。

 本来はつなぎにホネ(角材)は不要で、ハニカム補強材があれば十分なのですが、今回は足を取り外し式にするということで、足の取付けのためにいた裏面に高い強度が必要なため、このように過剰にガッチリさせてあります。

本来はこんなにガッチリつなぎを使う必要はありません

予め加工しておいた仕上の板材を下地に張り付けて、天板は完成です。

これで天板は完成

脚は、板により主要な荷重を負担する方式にすることにしました。板で3方向を固めることにより、ぐらつきを抑えるとともに軽量でも高い強度を持たせることができます。椅子の入るスペースも広く確保できます。更に、分割時もかさばりません。裏の溝に、角材を押し入れることで板材を固定します。

机を分解するとこんな感じにできます

4.完成

というわけで完成です。子供でも持てる軽さと高い強度を実現しました。ちなみに、この椅子は大人が乗っても全く壊れません!

完成写真


体重52Kg ですが、びくともしません。

最後に子供がダンボールの端部で指を切らないように、水接着ガムテープを危ない部分に貼り付け、角が危なくないようにトンカチで角を柔らかく、丸く仕上げて完成です。

段ボールの良いところは角を丸く柔らかくできること

最近だいぶ水貼りガムテープが販売される機会も増えてきました。まだまだネット通販ですけど… もっと普及すると嬉しいなあ

5.終わりに

 甥っ子に使ってもらうのが楽しみです。たくさん落書きしてオリジナルの家具にしてもらったり、お勉強もしてもらえると嬉しいです。

 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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