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ぼく、プロ。面取り鉋使う(10年ぶりに笑)

 本業は大工&家具職人の僕。今回の依頼は地元のお世話になっている某企業様から18人分の衣類ロッカーっぽい棚を作って欲しいという依頼でした。
 予算がない中で、安価な素材を組み合わせてお洒落で本格的な家具にしようというプロジェクトです。
 いろいろ考えて材料費と見た目の兼ね合いで、DIYでよく使われるOSB合板と杉材を組み合わせた家具にすることにしました。ただいま絶賛製作中です。
 今回は、10年ぶりに使う面取り鉋を使いました。道具職人がいなくなった現代も売ってるのかな?ちなみにこれは、17年前に弟子入りの時に買った物です。

均等な面を取れます。昔は和室に多用していた必須の鉋らしいです...


 最後に使ったのはベテラン大工さんに作り方を教わりながら和室を作ったとき。それ以降は錆びないように定期的椿油を引くだけ。使うことはありませんでした。
 この鉋があれば、無垢材の加工時にトリマーがなくても統一した好きな大きさの均等な面取りをした材料を量産できます。前後のネジっぽい部分の蝶ナットで面の幅を調整する仕組みになっています。

 そんなこんなで面取り作業は完了です。

杉材にOSB合板を差し込む溝を加工


 次の作業は溝をついて面を取った材料の塗装作業です。乞うご期待。

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