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本物のドジはこけない


わたしは、るきさんという漫画がすきなのですが、そのるきさんを読んでいて共感したシーンがあります。

『るきさん』は、高野文子による日本の漫画作品。『Hanako』にて1988年6月2日号から1992年12月17日号まで連載された。全57話。バブル時代を背景に、きままな独身生活を送る女性を描く。(Wikipediaより引用)


主人公のるきさんは、昔からドジな性格。電車に乗るときは、よくドアに挟まったりします。その場合るきさんは、電車のドアに挟まっても「やだー☆挟まっちゃった」というタイプではなく、「はいはい。このタイプのドジですね。」と、冷静に対処できるタイプです。ドジは、るきさんにとっては日常茶飯事で、周りからぎょっとされても、るきさんは動じません。(あまりにるきさんが堂々としているから、周りの人がだいじょうぶ?と驚いてしまう)


漫画では、るきさんが、なんでドジをしても冷静なのか?理由を訊かれます。


「子供の頃からしょっちゅうだったから慣れちゃったのかなあって思います。だいたい外出ってそういうもんだと思っていましたしね」(るきさんより引用)



わかるぅ〜!(わたしの中のikkoさんが共感)実は、わたしもるきさんと同じく昔からドジをしているタイプです。


ドジ慣れしているので、ドジをしても動じません。ひとり行動の時のドジは、ドジ職人として何事もなかったようにします。誰かといるときにしたドジで、周りからツッコまれた時は、その場では、やっちゃった~って感じを出しますが、心の中では(これくらいのドジはドジにならない)と、思っています。

ドジの定番、何かに足をとられつまずくも、あ!つまずいた!と、察知すると、足がこけないよう無意識にしてくれます。その場で、自転車を止める時に出すスタンドのように、もう片方の足がすっと出せるのでこけないのです。小さいころは、こけた記憶があるのですが、大人になってからこけた記憶がないです。ドジによって体幹が鍛えられているのかもしれません。


そして、思いつきました。


このドジ力は、メンタルが強くなる方法になるのでは?

(突然、何言ってるんだこの人って思いますよね?ちょっとひらめいたので、良かったらもう少し読み進んでいただくと嬉しいです!)



わたしの場合なのですが、メンタルが弱っているときは、いろいろな要素がありますが、失敗するかも・あ”あ”~失敗した。という時に一番、メンタルに来ます。


失敗したくないから色々悩み考え、行動します。それでも失敗したときは、ほらね?結局自分は失敗するんだと、落ち込むのです。


でもですね!ドジ力の考えで変換すると、失敗するのも当たり前で、失敗しても、対処できる。そして失敗が怖くなくなり、動じなくなるのですよ。


と、言っても失敗は怖いですよね。


ドジの場合は、勝手にドジするので、怖さがないんですよ。 やってしまったなあ、と思うだけで生活の一部なんです。


わたしが思うメンタルの強い人って、細かいことは気にしない大きい岩のようなどーん!としたイメージです。(わたしは、逆三角形の岩で常にぐらついてしまう)。スーパーアイドル・松田聖子さんや元プロ野球選手・新庄剛志さん(最近、テレビや記事で観て印象に残っている)のイメージですね。

仮に失敗しても、すぐ行動できてしまう。常に成功がイメージできているからか、失敗してもそれも、成功までの一部として気にしないでどーん!とできるから進める。もしくは、失敗慣れしていて、失敗してもあまり気にしないでいられるからなのかなと思います。


ドジ力に話を戻すと、いろんなドジをしてどうすれば良いかを身に着いたように、いろんな失敗をして、どうすれば良いか経験すれば身に着きます。いつかは、これくらいの失敗は、失敗にならないと、思えるくらいになりたいですね。



発明王のトーマス・エジソンは、失敗についてこの名言を残しています。


私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手くいかない方法を見つけただけだ。


失敗は、自分が失敗と思わなければ、失敗ではないのですよね!


たとえば、料理で何かを入れ忘れたり、入れ過ぎても、なんとかなりますよね。(最終手段として、カレー粉を入れれば大丈夫だと思ってます。”逃げ恥”のみくりさんもやってましたね!)


きっと失敗もそういうことだと思います。



ドジ力をお読みになっていただきありがとうございました!


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