育休について言いたいことがあるので言う。

※最初に言っておきますが、育児休業、育児休暇についての批判ではありません。

そもそも育休って何?

さて、育休についての認識ですが、私は「子供が1歳になるまで休める制度」とふんわりとした認識しか持ち合わせていません。そもそも育休ってどういう目的のもと生まれたのでしょうか?調べてみました。

育児休業(育休)とは子どもを養育する義務のある労働者が法律に基づいて取得できる休業のこと。この精度は、仕事と育児の両立を図るという目的のもと生まれました。

https://www.kaonavi.jp/dictionary/childcare-leave/
カオナビ

仕事と育児の両立ができるように…とのことです。
もうこの時点で自分の中では違和感しかありません。

1.休んだら仕事と両立しているとは言えないのではないか。
2.育児は1歳になったら終了というわけではないか。

「1」については、育児に専念するための休暇と置き換えた方がしっくりします。「育児休暇をしている間、収入源を補う助成金、給付金がでる。」というのであれば、なおいいと思います。
なんで「両立を図る」なんて言い方をしたのでしょうか。
はっきり言います。育児と仕事を両立するのは不可能です。子供は予期しない動きをします。口にしてはいけないものを口にしたり、ドアが開いていれば、いつの間にかいなくなっているかもしれない。柵があったとしても乗り越えてしまうかもしれない。考えればきりがありません。それほど子供は色々な行動を起こします。
なので常に気にかけていないといけません。仕事に集中するためには、子供を見てくれる人の協力が必要不可欠です。

そして「2」です。子供が1歳になれば育児完了と思っている馬鹿はいませんよね?1歳になるまでに保育園や幼稚園に入れろと言っているのでしょうか?これも言ってしまえば、それができるのは裕福層か家族(特におじいちゃんおばあちゃん)の支援が受けられる一握りの家庭でしょう。1歳になるまでに保育園に入れられる家庭は少数派です。
会社からの給付金は、さすがにいつまでも出すというわけにはいかないでしょう。仕事の手も少なくなっているのに長期間お金をひねり出すのは難しいというのも納得です。
だから言います。国はここにお金を注ぎ込むべきです。
せめて子供が小学生に上がるまで、育児に専念できるように給付し続けるべきです。1年休みにとって育児に専念できたとしても、そこからどうするの?ってなりますよ。もっと国は現実を見てください。

まとめ

育児は体力も時間も使います。1人でも大変なのに、2人、3人と子供の数が多いとそれだけ疲弊します。お父さんとお母さんが協力したとしても、金銭的に大変なこともあるでしょう。
少子高齢化の原因には、「安心して子供が産めない」「子供を産んだ後が不安」というのが少なからずあると思います。
国が本気で少子高齢化をどうにかしたいと思っているのであれば、子供を産んだ親御さんたちが子供をのびのび育てられるような制度、仕組みを作ってほしいと心から思います。



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