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こころをからだに繋ぐ呼吸法Bodywork 第1章 IV背骨の後屈、前屈を伴う足芯呼吸(四呼吸を左右で計8回)呼吸イメージで脊柱緩め/そして「身体は液体」

こころをからだに繋ぐ呼吸法Bodywork 
第1章 IV背骨の後屈、前屈を伴う足芯呼吸(四呼吸を左右で計8回)
呼吸イメージで脊柱緩め/そして「身体は液体」
 
 
3)肩甲骨を開きながら前屈:「行雲」3/4、4/4
 
両手の甲は腰に置いたまま、今度は全くイメージだけで足の裏から上方へ、身体の各部を意識しつつ吸い上げて行く。
丹田、背骨を上方へ、そして百会。
イメージは身体の前方へ回して(手を添えないでイメージ動かすのはやや難しい。少し手を添えると、動かしやすい)、丹田に納める。
 
続いて息を吐きながら、腹部は凹ましながら、身体を前屈してゆく。
脊柱が撓ってゆく。
両腕は外に回して(いわゆる回外して)小指は前方に向け、親指は後方に向ける。
この姿勢で背中を意識すると肩甲骨は開き、背骨は上に凸となる。(YouTube、西野流呼吸法、リンク、https://www.youtube.com/shorts/pFQmH3sRidU
前屈したまま丹田から腰、下肢を降って足の裏へイメージを落とす。
 
足芯を意識したら、立ち上がりながら最後の足芯呼吸。
膝の少し上で両手の指を向き合わせた姿勢で、イメージはその手のひらの高さで徐々に足の付け根から丹田へ。
肛門へ回して背骨を上方へ挙げていき、向合わせた両手は胸の前で止めてイメージだけ後頭部から百会へ。
息を軽く止めて、イメージは前方に下って、前胸部から丹田へ収める。
次いでゆったりと最後の呼気:太もも、膝、足首、足の裏へイメージを戻す。
 
4)再度の超現代的稽古身体は液体:ゴム風船に水を入れたボヨンボヨンのイメージ
 
10数回の足芯呼吸が終わる。
(エピソード(16):あまりに不思議な呼吸法―足の裏から息を吸い上げるー驚くべき効果、リンク、https://note.com/deepbody_nukiwat/n/ne7861934ad9d
 
ゆっくりと足を、肩幅に戻す。
足首、膝は緩んで、スキーの直滑降姿勢の感覚。
身体の手と足のイメージ(四元)を確認する。
 
息を吐いて終わったので、両足の裏、そして両側の手にイメージが集まっている。
少し息を吐いて、この身体の四つの端のイメージ感覚を強める。
 
これは西野流呼吸法では「四元充足」と呼ばれている。やはり超現代的だ!
身体の中心から一番遠い部分が充ちたりている。
 
そのイメージを少し緩めると、両手、両足からイメージが全身に戻って広がっていく。
身体の中心や頭の先まで。これを「多元充足」という。
 
 
この次にはまったく斬新なイメージ、「身体は液体」というイメージを広げていく。
身体の芯が溶けていくようなイメージでもいい。
皮膚がゴム風船のゴムで、その中に液体が充ちている身体でもいい。
ボヨン、ボヨンとした感覚をしばらく味わう。(エピソード(17):身体は液体、リンク、https://note.com/deepbody_nukiwat/n/n99b4b426a09c
 
そしてその液体の身体の中に、再度reference pointとして、丹田と両手へのバランスへ。最初に坐位から立ち上がった時の「三元充足」のバランスに戻す。
 
ここまで約30分、自分の身体各部の具体的なイメージを全身に辿って、十数回も巡った。
 
この三元充足から次の重要な訓練である「華輪」の稽古に進む。
身体軸を回しながら両腕を回旋する。
いよいよLMCとMMCの連携稽古という生理背景か?


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