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【令和なのに昭和】激レアのドムドムFC店がある高槻のド下町「高槻市津之江町」の商店街とその周辺

どうも昭和生まれの中年世代にとってはノスタルジーをもって語られる事の多い、日本最初のハンバーガーチェーン「ドムドムハンバーガー」。既にこの手の愛好家の方々が沢山おられるので今更うちが紹介するのもどうかというテーマだけども、当方でも以前に千葉県野田市の宗教法人「霊波之光」の教会本部内にまで出向いて食いに行ったりしている。根っからのモノ好きネタ好きなのでしょうがない。

さて、このドムドムハンバーガー、2017年にホテルやゴルフ場の経営、事業再生を行っている別会社(レンブラントHD)に事業譲渡されてダイエーグループの手から離れている。わざわざ店舗のロゴまで一新して、一時期は“絶滅危惧種”と言われたドムドム店舗にいよいよ新展開が…と思っていたのだが、蓋を開けてみれば新店舗は浅草花やしき内の1店舗のみ。関西最古の昭和46(1971)年開業「京橋店」も含めた20店舗近くが逆にバタバタと閉店して、さらなる「激レア化」が進んでいる。

三重県桑名市の近鉄桑名駅前の商業施設「桑栄メイト」にあったドムドムFC店も去年7月にビルの解体に伴い閉店している。こちとら2014年にここまで食いに行ってますが…「47年間も経営を続けてきた82歳の店主」というのが地味に凄い。特に個人経営同然のフランチャイズ店は目下のコロナ禍に苦しんでいる上に店主の高齢化でいつ潰れてもおかしくない状態になっている。そんな中で、関西で僅か二店舗のみドムドムFC店が生き残っている場所がまだあった。一軒は和歌山の海南市、もう一軒が大阪の高槻市だ。

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