【セゾン×糸井重里】バブル絶頂期の香りがする…80年代テイストの大型モール「つかしん」を語る【イトマン事件】
尼崎市の北部にある、JR宝塚線(福知山線)猪名寺駅に近い一画にちょっと古めかしさを感じる大型ショッピングセンターが鎮座している。その名も「グンゼタウンセンターつかしん」…バブル絶頂期だった昭和60(1985)年、セゾングループ創業者である堤清二が旗振り役として、グンゼ塚口工場跡地に地域密着型モールを設置したもので、既に30年以上の歴史がある。
周辺地域に競合となる大型モールが密集する中で、「チャリで買い物に来る地元民」をターゲットに独自の戦略を行っているせいか、やたらと施設の前に自転車が多いのが特徴である。尼崎市北部住民に加え、隣接する伊丹市からの利用者も多い。
ここから先は
4,178字
/
22画像
¥ 220
引き続き当編集部の事業収益が芳しくなく、取材活動に制限が掛かっている状況ではありますが、編集部長逢阪の命ある限り執筆を止める事はございません。読者の皆様からの応援が当編集部にとって心強い励みになります。どうぞ宜しくお願い申し上げます。