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【だんじり or DIE】だんじり祭りもコロナ禍で見物自粛やし「岸和田」の古い街並みでも見ていこか

二年連続の終わらないコロナ禍…全国で催事・イベントが軒並み中止に追いやられているのは前年同様で、しかも今年は東京五輪開催のタイミングで過去最悪クラスの“第五波”の感染拡大がかぶってしまい、夏休み・お盆休みの日本列島を直撃する形となった。それが最近になってようやく感染状況が若干収まりつつあるわけだが…

ところが一転して、大阪・泉州地域は岸和田市の伝統神事「岸和田だんじり祭」が二年ぶりに開催されているのである。去年2020年は名物の「曳行」を取りやめて祭りの規模を大幅自粛したものの、関係者が「二年連続の自粛はあり得ない」と豪語し、“感染対策の徹底”“沿道での見物自粛”を条件に半ば“強行開催”する形となっている。

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2019年の春木地区でのだんじり祭の様子

だんじり祭は本日9月18日からの二日間、岸和田・春木の両会場で行われる予定である。いくら見物自粛を求めて紅白幕で沿道から隠していてもギャラリー…いや、お祭り大好きなDQNどもはワラワラと集まって幕をどかして見物するだろうし景気付けにと酒も入るだろう。岸和田におけるこの事態に日頃から命を削ってコロナ感染者の治療にあたっている医療従事者も唖然としている。

“祭りの後”がどうなっているか定かではないが、もし感染者が出ても岸和田市内の医療機関だけで完結させて欲しいと思うのは当方だけでしょうか?

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そんな「だんじり or DIE」な街、岸和田市にだんじり祭りの時期にやってくると、この街ならではの珍妙な光景がそこかしこで拝めるのである。コロナ禍以前、2017年9月に岸和田だんじり祭のメイン会場である「看貫場」付近にやってきたんですが…

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