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思考力を高める 30 days challenge [Day 3]

Day 3 にやったこと

論理トレーニング101題:44~56ページ(問30〜37)
頭がよくなる論理パズル:10問
ゼロ秒思考メモ:10枚

やったことの振り返り

論理トレーニング101題は「第2章 議論の骨格をつかまえる」というパートに入りました。ここでは昨日ご紹介した接続表現の7分類を以下の4つに再整理した上で、それらを活用しながら、議論の骨格を理解していく手法がトレーニングとともに紹介されています。

解説 A=B
根拠 A→B(A。だから、B。)
付加 A+B
転換 A↪︎B(A。しかし、B。)
 ※「↪︎」は実際は別の記号が使われています(PCでうまく入力できず)

昨日からもそうですが、この本を読んでて思うのは、自分がいかに文章の上っ面しか読んでいなかったか、ということ。
日本語の本とか文章であれば、まあ書いてあることは理解できます。
ただ、この本で再三述べられているような、各文章の主張の方向性だとか(同じ趣旨の内容が続いているのか、もしくは別の主張に転換してるのか、など)を検討しながら読んでいたかというと、全くもってそんなことはなく。
そもそも、何かを考えると言っても、その前段として目の前にある文章すらまともに読めてなかったということです。
読書の仕方については、周囲からも指摘(「お前が読んでも意味がない」とか言われてきた)があったところでもあり、本に限らず文章の読み方も含めて、今一度しっかり内容を把握・考察できる形で、身につけていきたいところです。

今日の一言

手元にあった本から適当な言葉を引用して、その理由とともにご紹介。

「物事にたいして腹を立てるのは無益なことだ。なぜなら物事のほうではそんなことはおかまいなしなのだから。」
『自省録』P.128 マルクス・アウレーリウス 神谷美恵子訳 岩波書店

結構前に購入し、ざっと読んで気になるところに印をつけてあったのですが、それ以降、特に活用することもなく、本棚の肥やしになっていたため、引っ張り出してきました。

引用部分についてですが、私自身、気が長いといいますか、生活や仕事の中で、怒りを感じる場面がほとんどありません。
ただ、怒りを感じない自分の中での理屈の整理というのは、その物事に対する執着の薄さからくるものというイメージでした。
まあなるようになるから仕方ないよ、とか。

ただ、自省録ではこちら側がどう捉えるのではなく、「物事のほうでそんなことはおかまいなし」と言い切っており、そこに視点の違いを感じたんですよね。
そんなこともあり少し印象に残っています。

Amazonのリンクを見ていて気がついたのですが、自省録ってNHKの100 de 名著でも取り上げられてたんですね。
気になる方はこちらで概略を掴むと話が早いかもしれません。


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