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性依存症の息子に臨床心理士の方から「治療計画提案書」を出していただいた

公判に向けて、「治療計画提案書」の提出


これは、たまたまの偶然でネット上で見つけたある臨床心理士の方の行われている「認知行動療法」のサイトを発見したことによる出会いであります。

「認知行動療法」は、息子のために私が求めていた専門の治療法で、この場合は性依存症に特化したものですが本来は「依存症」全般に役立つのです。

そして、今回は公判に提出することにより、少しでも罪状を軽くすることを期待しての提案として使わしてもらった面があります。

ですが、その内容は出所後の治療計画としての提案内容がメインとなっているもので、とにかくその病を治療できる機関をこれまで見つけられなかった私たち家族にとっては、青天の霹靂とも言えるありがたいものでした。

セラピストのNさんは、今回の為にわざわざ拘置所まで出張していただき、アセスメントとなる心理検査を実施してくださったのです。

その結果に基づいて、A4サイズ7枚の「治療計画提案書」としてまとめていだだいたものが、今回のものです。

その内容について、以下に概要を書きたいと思います。

以下の文章記事を読んでいただける読者の方には、私たち家族と同じような、或いは似たような問題を抱えておられる方もあられると思いますが、とくにそういった方々にはこの後を是非読んでいただきたいのです。

以下は「認知行動療法」というものを基本にした治療計画書です。

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2,654字

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