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あなたも依存症? 夥しい依存症患者の国、日本。

アルコール依存症・ギャンブル依存症・ニコチン依存症


テレビでは、常にCM攻勢が盛んなこれらのものには、たくさんの依存症患者がぶら下がっています。国の国策として安定した税金収入の財源を得る手段となっているものです。

国にとって、これらが「安定した税収を得る」手段だとすれば、これによる依存症の患者さんの群れに対して、国は当然見て見ぬふりをすることでしょう。
国としては、税収の為には病気の方たちに依存症のままでいて欲しいことでしょう。きっと。返す刀で、ボートや競馬などの公営ギャンブルのコマーシャル、夢を追う宝くじのCMは自粛するなんてことは全くなさそうです。

パチンコ屋さんのコマーシャル、JTの嘘っぽいコマーシャルも相変わらず盛んです。そして、有名な俳優さんたちが、おいしそうにビールをグィと飲み、「生き返った!」みたいな笑顔を振りまくお酒のCMも国の税収を支えています。

先日、俳優の六角精児さんが、ラジオのゲストとしていろんな話をされていました。六角さんお酒もお好きのようですが、無名時代のギャンブル熱と借金模様の話がありました。

7つの〇✖ローンからのキャッシングを繰り返し、「相棒」の役に抜擢されたころもまだ、その借金は続いていたという話のようでした。最大時で500万円ほどの借金はあったそうでです。

ほぼギャンブルだけでのその額とは、厳しいことこの上なしと感じられます。「ギャンブルとは、結局負けるもの」との名言もありました。

アルコール依存症も、アルコールに飲まれて醜態を晒すようになるだけでなく、借金問題や人間関係において厳しい局面を迎えかねない危険をはらんでいます。家族関係を壊す大きな原因にもなりかねません。

或るこーえる依存については、最近回復のための「自助グループ」が増えています。もし、これにお困りの際には、是非お住まいの周辺で探してみるのもいいと思います。

ニコチン依存症は、私自身がかつて大いに悩まされた病態です。今では、禁煙外来なるものもボチボチとあるようですから相談してみるのもいいかも知れません。

ただ、禁煙成功後の1年後の再発率がどの程度なのか、2年後、10年後の禁煙を阻止できる割合などが気にかかるところです。

薬物依存症

ここまでの依存症とは違い、薬物の使用は法律の触れてしまう行為です。国内法規として、「麻薬及び向精神薬取締法」、「覚せい剤取締法」、「大麻取締法」、「あへん法」、「毒物及び劇物取締法」、「医薬品医療機器等法」があるそうです。

それらの核心部分は刑事罰を伴う法律ですから、もし、この依存症は逮捕や起訴の要因となります。先日訪れた拘置所の壁には、「ぜったいだめ!」という女性の大きなポスターが貼ってあった。

この国では、薬物使用者や依存者は犯罪者としての扱いを受けることになります。そこは、世界の国々とかなり異なるとも言われるのは、それが使用するだけでは被害者を伴わないからかも知れません。(私の見解)

薬物への依存は、激しい離脱現象(俗に言う「中毒症状」)に襲われると言います。ちょっとした好奇心やイタズラ心からの薬物使用は、命取りになりかねない状況を伴います。

世の中のアチコチに、薬物へと誘うその誘惑は潜んでいるかも知れません。
正に反社と言われる人たちの生業として、薬物の販売があり、売人が暗躍しているとしたら、二重の怖さがあります。

反社の人たちとの関係や面識などもちろんない私ですが、息子の収監された拘置所へ接見のいくと、門の前の駐車場には、黒塗りの怪しげなセダンやワンボックスカーが数台は必ずいて、背広姿のそれらしき人たちが毎日のように接見に訪れているような風景に遭遇します。

どれだけ、その人たちの関係者が拘置所内に収監されているというのでしょうか?

スマホ依存症


この頃、私はしばしば原因不明の頭痛に襲われて、家族からカロナールという薬をもらって数回飲みました。そうするとある程度痛みは和らぐのですが、それ以上スッキリはしない状態です。

スマホでググってみました。すると、頻繁なスマホやパソコン使用で方から上の筋肉が固くなっていて、頭の方へ充分な血液が上がらなくなっている状態、いわゆる「血行不良」になっているということでした。

内のカミさんの言うには、若い人で頭痛持ちの人が増えていて、「イヴ」や「ロキソニン」などの市販薬を飲んでいる人がとても多いとのことです。

それらは、スマホ依存症の症状がアチコチにあるということの証明でしょうか。私も、その一人として、パソコンに向かう時間を減らして、その代わりに肩から上の筋肉をほぐすためのストレッチをすることにしました。

すると、確かに頭痛は一定和らぐということに気づきました。でも、頭の芯に残るような痛みは全快はしていません。薬とストレッチの併用をするべきか考えているところです。

家の窓から外を眺めることの少なくなった現代人、電車の窓から外の景色をみることがなく、常にスマホを覗いている人たちの群れ、中にはスマホ見ながら自転車に乗っている若い人たち、スマホ依存症とその関連の頭痛症候群は増える一方でしょう。

これは、もはや社会的な現象であり、「依存症」ともなればいろいろな不具合が伴います。慢性的な頭痛だけでなく睡眠障害や対人関係にも影響を及ぼす悪循環が進行しなければいいとおもうのですが。

性依存症
これは、先ず二つの意味でかなり厄介だと思います。一つには、即性犯罪につながる可能性の高い行為に及ぶケースが考えられるということです。

そしてもう一つには、性欲という人間のもつ根源的な欲望とクロスしながら犯罪的な行為が進行してしまうという難しい局面を包含しているという点です。

なので、問題行動の引き金となりかねないような曲面との対峙の仕方が難しいと感じられます。特に男性のからだの内側から沸き起こる圧倒的な性的ネネルギーをどうコントロールできるかが決め手となることでしょう。

それは、「いけないことである」という倫理観では時として太刀打ちできないことや、「止めたいのに止められない」のが、この病の本質かもしれないという点を踏まえておかなければならないからであります。

治療の方向に早く繋がないと繰り返してしまうことになります。それは同時に被害者を生むことであり警察沙汰になるということを意味します。

いろいろな依存症を見てきましたが、その症例の違いはあれど、その時に起こる脳内でのメカニズムは共通していると考えることができます。

社会的に見てアルコール依存症やニコチン依存症のように、自助グループや禁煙外来が完備しつつある依存症と、ギャンブル依存や性依存症のように、まだまだ支援の機関が完備されていないこととのギャップは大きいと言えます。

ただし、どの場合も家族の寄り添った支援は必要です。専門のセラピストと家族の協力の上で、本人が決意を固めて治療に励む事でしか、改善しないのかも知れません。

いずれにしても、私の様に依存症の息子をもつ親と同様の悩みを持つご家族がおられることと思います。このブログをきっかけとして情報や協力の輪が広がったり、社会が一歩二歩と前へ前進することを期待します。

ここで私が起こした小さなアクションをきっかけに、いろんなコメントやリアクションが生まれると幸いです。




よろしければサポートお願いします。いただいたサポートは依存症の息子の治療に使わせて頂きます。親の私は既に古希を迎え、この年になっての試練を家族で乗り越えたいと思います。