コラム7 ライブチャットの変な客列伝
アダルトチャットをやっていて女の子ともっとも盛り上がる話題のひとつが、変だった客についての話です。チャットレディにとって変な客の話は鉄板の話題で、どの子でもたいていいいエピソードを持っています。こちらがある程度信頼されていれば、それはもうノリノリで話してくれます。
女の子とすごく盛り上がるのもありますし、こういうのは嫌われるんだなと勉強にもなります。
先日レビューしたチャットゾーンという映画で、足の裏を見せてくれと懇願する客がいたという話を劇中人物がするのですが、あれはあるあるな気がします。フェティッシュ系ですね。
わたしが女の子から聞いたやつだと、のどの奥を見せてくれと言う人や唇をドアップで映してくれという人、つむじを見せてほしいという人もいるらしいです(笑)
でもそういう人はけっこう気楽らしいですね。なんにもしなくても勝手に自分で処理して満足してくれるから楽なんだそうです。むしろ変にサービスをして、ちょっとお色気なことを言ってみたら「そういうのいいから」とぴしゃりと拒絶されることもあるんだとか。
逆に大変なのはロールプレイ系の人らしいです。
なんかしらの設定を女の子と演じながらプレイをするそうで、たしかにこれは負担がすごそうです。エチュードですからね、それをただの女の子にやらすもんじゃないです。教師とか上司とか看護師とか、定番はAVに出てくるような職種をやらすのが多いみたいですね。
プロフェッショナルタイプの人気の女の子は、この手のエチュードがめちゃくちゃうまかったりしますから、チャットレディのスキルでもあるんですかね。
ごくまれに脚本をけっこうしっかり用意してくるタイプの人もいるようです。しっかりとお話とセリフを組み立てて女の子に演じさせるみたいです。これはこれで、笑いをこらえるのが大変だとのことです。この手の脚本家タイプ、なんとなくですけど、デートプランを分単位で組みたてたりしそうです。
しかも全然アダルトな展開を用意してないストイックタイプもいるらしい(笑)
なにが楽しいんだよ!!
さてヤバイ系も紹介しましょう。
ある女の子のもとに男性が入ってきて、2ショットでおしゃべりしていたそうです。けっこう羽振りもよく、長い時間話してくれるタイプです。
たぶん50~60代くらいのおじさんで、話は面白くないけど特にアダルトの要求もないのでふんふんと話を聞いていたんだそう。
そうすると、女の人の金切り声が聞こえてきてくるのです。なにを言ってるのかは全然わからないながらも、怒気を含んでいるのはわかります。
男性はちょっと席を外すと言ってそのまま席を立つと、聞こえてきたのは明らかに喧嘩の声。バタバタという音も聞こえてきます。
数分後戻ってきた男性、何事もなく再開しようとした男性にいまの大丈夫でしたか?と聞くと、
「うん、平気、嫁さんがなんかおれがチャットやってるの気にくわないって言ってて」
と言ったそうです。
奥さんの前でチャットする勇気……!
さすがに、いくらなんでもやばすぎるだろと思います。
世の中にはいろんな人がいる!!
チャットレディと2人付き合った経験から、
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