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コロナ渦中の那覇空港を訪ねる

緊急事態宣言が解除され、ようやく本土に帰ることになった。日付は5月31日、peach航空の成田行きにて、千葉へと帰る。

車にて、国道331号を空港へ向けて進むと、ゆいレールが上空にて並走する。

ゆいレールは、開業当初から赤字経営が続いていたが、ここ数年黒字が続き、近々2両編成から3両へ改編するようだ。

那覇空港に着いて、直ぐに目に着いたのは車の数の少なさだ。このことかも、旅客者数の少なさが伺える。

ターミナル内に入ると、そこはまるで地方の第三セクターのような活気のなさだった。

特に、ANA、JALのカウンターはLCCと比べ面積が広いため、客の少なさがより強調されている。

対コロナカーテン越しスタッフの様子も、手持ち無沙汰の様子で暇そうである。

大手2社を尻目に私は、peach航空を利用するため急ぎ足で向かった。

急ぎ足で向かったものの、遠目から見てもpeachのカウンターにひとっこ1人もいない。

おかしいなと近づいてみると、どうやら受付時間はまだで開始まで1時間程ある。

だらだら、してるのも勿体ない気がするのでターミナル内をぶらぶらしてみることにする。
まずは、お土産ショップのメインである中央に行ってみることにした。

多くのショップは、閉まっており哀愁漂う空間となっていた。開店しているお店の販売員も、他にすることが無いようで、せっせとアルコールにて除菌を行なっている。

新国際線ターミナルが完成してまだ行ったことが無いため、向うことにした。
道中のショップはシャッターが締められており、開いていても客の姿は見えなかった。

国際線の方はより人が少なく、ターミナル奥の方はシャッターが閉まっており、ターミナル内は狭くなっていた。

国際線の方には、マックやドトールはあるのだがそちらには外国人が数人いるほどである。

全体を大まかに歩きおわった後、丁度受付可能時刻となっていたため、peachのカウンターへと進んだ。
先程より、だいぶ人はおり他社のカウンターよりまだ活気はある。

チェックイン終えて、特にお土産を買う予定もなかったため、保安検査場へ向かうことにした。

どうやら、B検査場ではサーモカメラを設置しており、感染者拡大対策を行なっているようだ。

私はpeach航空であり、B検査場より入場することはできないため、C検査場へ足を進めた。

もちろん、C検査場もサーモカメラなど設置してあるのだろうと思っていたが、そこには無かった。

BもCも結局搭乗口で合流するのだから、全ての検査場で設置しなければ意味ないのではと疑問に思ったが、LCCなのでそこは仕方がない。

朗報なことに、機内持ち込み手荷物の重さチェックは特になく、スムーズに入場することができた。

この7キロチェックのためにお土産を買わなかったわけだが、こんなことなら買っておけばよかったと後悔した。

早めに検査場に着いたこともあり、全然人はおらず、検査員と客の対比に少しびびった。

コロナの影響で全機内サービスは停止しており、飲み物は調達した方が良さそうだったので購入することにした。

大体、沖縄を出るときは県内にしか売っていない飲料を購入するのだが、今回はバヤリースを買うことにした。

このバヤリース、実は沖縄版と県外版にて味が大きく変わり、沖縄の方が味が濃く個時的に好きな味。

県外版はアサヒ飲料が製造し、沖縄では沖縄バヤリース(現アサヒオリオン飲料)が製造しているため、味が違うようだ。

そんなこんなで、搭乗が開始したため、LCC特有の狭い機内に乗り込んだ。

機内は、マスク着用が義務づけられており、機内は異様な雰囲気だった。
また、乗客は予想外におり、おそらく90%の乗車率はあるようだ。

残念ながら、今回は新滑走路を使うことなく沖縄を離陸した。




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