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【子育て中の主婦の方へ】子育てに疲れたらコレを読んで欲しい


「お母さんたち、ホントに毎日、大変おつかれさまです。」

と言いつつ、僕は独身男性です。

(でも我が家には姪が居て、その子が生まれた時から一緒に暮らしているので、父親の代わりをしてはいますが)

なので、僕がそのように気軽にこの言葉を発すれば、

もしかしたら「気持ちが込もってないし…」って思われてしまうかも知れませんね。

でも、そんな立場の僕がどうして

この言葉を、「心を込めて」発しているのか。

それは、「ちいかわ」を読んでいるからです。

実は僕は、「ちいかわ」と出会ったことで

自分を変えて行った人間なんです。

その前に、「ちいかわって、最近よく聞くけど」

と思われた方もいるのではないか?と思うのですが、

ちいかわとは、「なんかちいさくてかわいいやつ」たちが

笑顔でたくましく暮らしている様子が描かれている、

今や凄い勢いで人気を博し出している「マンガ」です。

ですが、このちいかわ、子供に大人気な様に見えますが、

誰向けに描かれているマンガなのかというと、本当は

私達のような「闘い抜きながら人生を歩んできた大人たち」に、なのです。

その内容が、大人が観て読んで、泣いてしまうお話だったりするのです。

それを知らない方が大半だと思うのですが、このマンガは

特に「子育て中の女性の方」に読んで欲しい「啓発本」です。

ということでまずは、ちいかわを読む前に、

僕のこの今回の啓発記事を読んでおいてくださいね。


「ちいかわ」たちが暮らしている世界にビックリするその理由とは

・左「ハチワレちゃん」・中「ちいかわちゃん」・右「うさぎちゃん」


結論から言います、

ちいかわがどんなコンセプトで描かれているマンガとなっているかというと、

実は、私達人間社会をそのまま映し出している「風刺画」です。

ちいかわちゃんたちが懸命に暮らしている世界は、

よく他のマスコットキャラクターたちに設定されてあるような

ホッコリ系のストーリーやただただかわいく取り扱われているものではなく、

けっこう、「ディストピア」の世界なのです。

※ディストピアとは(Wikipediaより)

なので、人間社会にたくさんある「考えさせられる」ような

「共感させられる」ような場面が、ストーリーの中に

むちゃ散りばめられています。

小動物たちがかわいく暮らす世界が描かれているのは確かなのですが、

動物たちの世界にある「食物連鎖」のように、小動物たちであるために、

強い動物(モンスター)たちから、いつも狙われながら生活をしています。

でもそのモンスターたちは元々、

ちいかわちゃんたちと同じ弱き小動物だったものが、

狙われて生きるような苦しくて辛い毎日を乏しい立場で生きる

「難民」のような人生から逃げ出したくて、

「強くなって楽になり、むさぼって生きる側になりたい」と憧れた者たちが

キメラになったりして、化けたものです。

その怪物となった大きな動物たちから獲物として狙われてしまうため、

自分たちが命を守りながら生きていくために、

ちいかわたちは、日雇い労働の形で「討伐」をしては、

自分たちで安全な社会を維持しています。

でも実はこの可愛らしいちいかわちゃんにも、同じように

自分も強い者となって楽に楽しく暮らしたいという

「もう一つの心」を持っていて、

時々何かがある度に、それを頭に思い描いてしまいます。

だけど、そのあといつも、

「今を一緒にがんばって生きているお友達」がいることを思い出しては立ち止まり、

一緒にチャリメラ(明星のチャルメラのこと)を食べたり、

一緒におかいものに行ったり、一緒にパジャマパーティーをしたり、

一緒に草むしりしたり、一緒にレモンの上にシール貼りしたり、

次郎系ラーメン屋さんの「郎」に、これからも一緒にラーメンを食べに行くことを大切にして、

友達のことを想っては、助け合って

辛くても一緒に暮らしていく人生を選択し続けていくのです。

コレ、この姿、この様子って、

言うなれば、私達人間社会そのまんまだと思いませんか?

それに、この話を聞いていて、「あ、自分のことだ…涙」

って思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?


どうして「子育て中の女性」に読んで欲しいのか

がんばった後に悔しさを想っている、ハチワレちゃん


この「ちいかわ」の主人公である、ちいかわちゃんという

白の、なんかちいさくてかわいいキャラクターの子は、

上手く言葉がしゃべれません。

そして、すぐ泣いては、すごく心がナイーブでデリケートで

どこか「発達障がい」のような個性を持っています。

(けっして、発達障がいがこのような特徴だと言い表したいわけではありませんが)

それを、ハチワレちゃんという、

上手に言葉を話すことができては、ちいかわちゃんやうさぎちゃんの

話したいことや思っている気持ちを代わりに言葉にしてくれる、

礼儀正しくて、とても優しくて、思いやりを忘れない、

いつも前向きでひたむきに頑張りながらも、夢をもって生き、

貧乏なのに、笑顔で明るく暮らしているキャラクターの子が、

ちいかわちゃんを、たくましく明るく懸命に助けては、

支えて守って生きています。

その様子が、私達人間界の一コマで例えるなら、

子供達が成長の過程で、友達を思いやったりや

家庭内でも見受けられる、我が子が自分でがんばって

いろんなことにチャレンジしては成長していく様子にそっくりで、


観ては感情移入してしまうほどに、ウルっとなりながら見守りたくなるのです。

でも、けっしてこちらは手を差し伸べてはならないというか…

そっと見守って応援することしかできないというか…

そんな気持ちにさせられてしまうマンガなのです。

だから、私達子育て経験がある大人たちがこの本を読んでいると、

もらい泣きしちゃっては、「親としてこれからもがんばりたい」って気持ちがむちゃ湧いてくるので、


我が子にイライラしちゃっては、我が子に当たり散らしてしまった自分を責めてしまった時や、

子育てに追われてしまい自分の時間も少なく

可愛い我が子たちを守って行きたいハズなのに

どうしても疲れてしまった時には、

今の自分を振り返ったり真心を取り戻せることから

ちいかわを読んでみて欲しいのです。



あとがき


「ちいかわ」の本当のことを知ってみて、どうでしたか?

ちいかわを、キティちゃんなどのキャラと同じように

「アイコン的キャラクター」としてだけの存在だと思っていた方がまだまだ多かったかもしれませんが、

そう、実はちいかわは、ひとつの壮大な「人情物語」だったのです。

僕は、自身の人生の歩みが無茶苦茶で壮絶だったことから、

自分自身を必死で変えるために色んなことに挑戦して

身体を張ってたくさんの経験して大切なことを学んできましたが、

発達障がいを持っているとしても、懸命に大切なことを伝えたい想いひとつで堂々と

人間力開発や発達コミュニケーションのコーチングのプロコーチとして活躍している僕が

今一番伝え進めて行きたい読み物、それが「ちいかわ」なのです。


あなたがもし子育てに疲れていたら、

母(父)としての自信を無くしそうになっていたら、

少しだけ一度、その手を休めて、

この、低刺激で心を洗ってくれるソープとなってくれる「ちいかわ」を

一度読んでみてください。

あの子たちは、とても優しくて仲間を想い、

たとえいつも失敗ばかりしていたとしても、

誰も責めることなく、助け合いながら、いつも笑顔を忘れない。

そんな、健気に懸命にがんばって暮らしている様子が

我が子の姿とリンクして、これからも親として

「また明日からも懸命にがんばって行こう」と思えるようになるお話だから…


ちなみに、コミックスの2巻と4巻と5巻は、

ぜひ読んでみて欲しいです。

別にそんな大きなスペクタクルロマンあふれるようなお話では無いのに、

ちょっとした一コマで、もう涙が出てしまうようなシーンがあるから、

むちゃ心が温かくなりますよ^^




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