ありのままが完全体

みなさん、こんにちは。

自信とは何か。
哲学的ではなく、シンプルに考えるなら、自分を信じることです。

では信じるとはどういうことか。
いざ、別の言葉に換言しようとすると、結構難しいと感じるのは僕だけでしょうか。

そんな中で、あえて換言するなら、大丈夫とか問題ないとかそう安心できることだと思います。

では自信がないという状況をこの考えに当てはめると、自信がないということは、今の自分ではダメだ、大丈夫じゃないと感じてしまう状態といえるでしょう。そして、自分に自信が持てないと感じている現代人は少なからずいらっしゃいます。それは一体なぜなのでしょうか。

そもそも、自信が持てないと感じている人のほとんどは、おそらく明日死ぬかもしれないとか、破滅するかもしれないとかそういった危機的状況下には置かれていないはずです。それに、自信がないという人の中には経済的に自立をしていたり、社会的評価もそれなりにあるという人もいらっしゃるのに。つまり、言ってしまえば今のそのままでも、生物として最優先事項である生きるという目的は果たしていけるはずなのです。それなのになぜ。

それは、一律には言えないかもしれませんが、基本的に他者と比較した結果であったり、他者からの評価によるものだったりするのだと思います。

けれど、思い返して欲しいのは、信じるという行為は、受動的な行為ではなく、能動的な行為です。つまり、自分の意思、選択により信じるかどうかは決定される歩くや走るなどの行動の一種に過ぎないはずなのです。

そのことを踏まえたら、歩いたり走ったりすることに誰かの許可は必要ですか。もちろん、必要なありません。なら、自分を信じるかどうかは自分より優れている人がいるとか、親から馬鹿だと言われ続けてきたとか、そういった自分以外の誰かの言葉や評価などまったく関係ないはずです。

したがって、自信を持つ為に何が必要なのか。
実は、別に何も必要ありません。

もし、必要だと思っているのであれば、それは誰かのせいではなく、自分自身が必要だと勝手に条件づけているのです。

もちろん、今のままではダメだと自分を鼓舞し、現状改善の為、自分を進化革新させることも時には必要でしょう。しかし、基本的に自分の中で自分は大丈夫、問題ないと思い続けることに何かデメリットは生じるでしょうか。おそらく、何のデメリットもありません。

だったら、何の条件も定めず、ただ自分という存在を肯定し、愛する方がいいのではないでしょうか。どんな人も、今の自分で完璧なのです。

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