自分にできること、できないこと

みなさん、こんにちは。

今日は地球温暖化や少子高齢化などの社会問題が連日ワイドショーや報道番組などで報じられ、不安や焦りなどの負の感情は、切っても切り離せない状況となっています。

それはまるで、不安や焦りを忘れず、常に抱いておきなさいと言わんばかりにです。

しかし、不安や焦りといった負の感情は、大抵の人なら感じたことがあり、納得いただけると思いますが、こういった感情はいわゆるストレッサー、つまりストレスの元であり、身体にあまり良いものではないでしょう。

また、どんな状況においても言えることですが、不安や焦りを抱えていたとしても、状況が好転するということもありません。むしろ、物事が良い方向へ向かう際の心情は、安心や安堵などのリラックスした状態で臨んでいる場合がほとんどです。

したがって、当たり前のことかもしれませんが、あまり不安や焦りを覚える事柄には関わらず、ストレスを基準値以上にため込まないように配慮する生活が求められると僕は思います。

もちろん、社会問題を蔑ろにするのは間違いかもしれません。
ただ、人にはそれぞれ影響を及ぼせる力、限度のようなものが存在します。言い換えれば、人には出来ること、出来ないことが人それぞれに存在するということです。

つまり、自分が影響を及ぼすことが出来ない事柄に対して、深く思い悩んだり、手をこまねいていても、それは残念ながら徒労に過ぎないのです。例えば、少子化が問題だからと言って、今の現状が子育てや教育、小児医療などの少子化に関わる職業ではない別の職業の場合、改善策を講じることはかなりの労力になると言わざるを得ません。

もし、それでも少子化を何とかしたいと思うなら、選挙に出馬し、政治家として子育て問題に取り組んだり、保育士となり、直接子育てに関与したりなど、能動的な行動が必要となるでしょう。

それよりも、自分にしか、あるいは自分になら改善への道を他の誰かと共に歩めるものに気づき、それぞれがその事柄に対して尽力すること。それが社会があるべき本来の形だと僕は思います。

なので、自分には深くかかわらないことについては、言い方は悪いかもしれませんが、深刻にならず、無用な心配や焦りはなるべく抱え込まないこと。それがクオリティライフを高める第一歩ではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?