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ピラティスに興味があるんですよ最近。


最近ですね、もっぱらピラティスに興味を惹かれているんですね。

ほら私、齢44の立派な中年男性じゃないですか。
お肌も筋肉も関節も完全に曲がり角に差し掛かってるじゃないですか。
朝目覚めて「あー疲れたー」とか言っちゃうタイプのおじさんじゃないですか。
そうなるともう、コンディショニングに心を砕くしかないわけですよ。

で。

私昔から筋トレのたぐいは大嫌いだというのは古くからご存じの方なら首がもげるほど頷いて頂けるものと思いますけど、そんな私でも健康のためと一応トレーニングを続けているんですね。
ただ私が師事しているトレーナーは一風変わった人で、「ゴリゴリやってフィジークとか出たいならうちじゃないっすね。他所行った方が絶対いいっすよ。」というタイプの方で、どっちかって言うとインナーマッスルとかそちら方面の全く目立たずかつキツイトレーニングを展開してくれるのです。辟易するほどに。

でまあ、そちらもそちらでとても満足はしているんですが、しかし実は数年前からずっと私の心にピラティスが去来しているのでした。

そもそもは私、ピラティスとヨガの区別があまりついておらず、何かセパレートのウェアをまとった意識の高そうなおbお姉様がみょーんと体を伸ばしているようなイメージしかなかったんですけど、実はヨガとピラティスは成り立ち上全く違うしもともとの思想が違ったんですね。
ヨガはインドの修行僧が深くより深く瞑想に入るための動作で、ピラティスはドイツの傷病兵のリハビリのために作られたものだ、と。
発祥の国も違えば趣旨も違うので、本来同一視するのはナンセンスなものだったようです。知らなかったー。
更に何ならもともとヨガもピラティスも男性がメインのものだったんですね。どうしたって女性のイメージなんですけども。

そしてそんなピラティスなんですが、イメージではホットスタジオでマットとセパレートのウェアで一生懸命やるって感じだったんですけど、実はガチンコのものはマシンを使用してやるもののようなんですね。
もうこの時点で私の好奇心センサーはビンビンです。
早速スタジオを探しまくったんですが、基本的に女性専用サロンばかりです。男性は紹介のみという手詰まり感。嗚呼男女不平等。差別だ怒れジェンダー諸君・・・おっと。

とかやってたら、たまたま以前担当してもらっていたトレーナーが独立してピラティスマシンを設置しているという情報を私のストーキングスキルで聞きつけまして、善は急げと体験の申込みをしてみました。
体験してみるとこれがまた実に不思議な感覚でして、トレーニング経験者だとどうしたって収縮時に息を吐いて力を入れたくなるんですけど、むしろ伸長時に息を吐いて収縮時は息を吸うんですよ。全く矛盾な感覚。
気を抜くとゆらゆらするマシンを自分の意志でしっかりと止めたり動かしたり。負荷はあまりかからないんですが、体幹にかなり刺激が入りました。
なるほどこれはリハビリ向きかもしれない・・・。

そんなことをしていたらあっという間に時間は過ぎ、体験終了。早いもんですね。
とりあえずその場での入会は控えたんですけど、コンディショニングにはかなり有効なものなんじゃないのかなあと、深部で発生したじんわりとした筋肉痛を味わいながら考えたのでした。

しかしですね、ピラティスやって水分取って、早寝早起きを心がけて起きたらちょっとした朝活をして、野菜多めの食生活を心がけて・・・って、もうこれ完全にあれですね。#丁寧な暮らし って投稿するタイプの人ですね。
意識激高系OLさんみたいな感じ。フォロワー500人くらいでイキってそ駄目ですよそういうこと言っちゃ。

何はともあれ健康第一です。
健康にお金と時間をしっかりかけていきましょうね、というのが40代のテーマです。

ちなみに画像は「窓際に腰掛けて木漏れ日を眺め、爽やかな朝を楽しむぽっちゃりめのおじさん(アジア人)」です。

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