本日、プーチン大統領により「親ロ派武装勢力支配地域での軍事行動を承認」されたと一部で報じられた。
これにより、ビットコインは2月の安値を更新するなど、アルトコインを含めて暗号資産(仮想通貨)全体で高いボラティリティが発生している。
本日12:30時点での当社レートにて、主要暗号資産の下落率は前日比で下記のようになっている。
・BTC(ビットコイン):-9%
・ETH(イーサ):-10%
・XRP(エックスアールピー):-10%
その他の金融市場全体がリスクオフムードとなっていることで、安全資産とされる金価格の上昇も目立ってきている。
テクニカル的にもビットコインは売りやすく、アルトコインも大きく下落しているのであわせて足を引っ張られる形になっており、月足が陰線になってきているため、1/24の385万円台を割り込むと再び320万円台を意識する展開となるか注目となる。
今後の情勢変化や報道によっては一層マーケットへの懸念が深まり、急激に相場変動する恐れがある。
引き続き、荒い値動きとなる可能性もあるので、お客さまにおかれましては口座状況やポジション管理等にいつも以上のご注意をするようお願い申し上げます。
なお、当社ではTwitterをはじめとして引き続きお客様向けに市場の情報を発信してまいりますので、是非ご確認ください。
筆者:前田慶次
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