「普通」が嫌いになった。myストーリー②
こんにちは!インテリアデコレーターのayakaです。
昨日は「ジブンイロ 」を掲げた理由に
私の幼少期の暗い貝の時代(笑)とそれを救ってくれた好きを表現すること
「自己表現は自分を救う!」
ことにについて書きました。
今日はそんな幼少期を経て、谷あり谷あり?平坦?からの谷?笑
そんな人生の中でインテリアを仕事にしたい!ということまでのマイストーリーを。
・好きなことを目指したい!
物を作ることが人見知りな性格の幼少期の救いで、
それを続けていて小学6年生のころ、文房具大好きな私は「こんな筆箱のデザインをしたい!」
と思いました。
小学~高校生時代、ポスターや文集、修学旅行のしおり、など沢山載せてもらうことができてよく友達の似顔絵を頼まれて描いていました。
それがすごく楽しくて。
「グラフィックデザイナー」という職業を知って、絶対その職に就く!と思うように。
・両親進路に猛反対!
高校1年のころ。
「進学はデザイン学校に行きたい。グラフィックデザイナーになる。」と言っていました。
でも堅実派で厳しく頑固な両親に言っても猛反対。聞いてもくれません。
父より理解者?である母も昔から同じ返事で「看護師とか税理士とかになりなさい。」と。
私は向いてないと思うことは基本的に受け付けられません・・・(笑)
なんせデザイナーとその職じゃあ特性も正反対。私が1ミリも向いてない。やりたいと思えない。
もう私が私じゃなかったらよかったのか?人格が明日の朝、変わっていたら楽なのに。とまで思うくらい。
頑固で怖い父には話すと一言で怒られて伝わらず泣いて終わり・・・
繰り返して何回か手紙にして渡しました。恥
でも進学を決定する時期でも許してもらえず、希望進学提出がクラスの最後になってしまっても、無駄でした。親には返事さえ、声さえかけてくれません。(笑)
「そんな本当になれるか確証のないものはいけない。」と。
親になるとその時反対する親心はわかります。
父も母もただ「並み」に「平和」に安定の暮らしを願っていたのです。
・自分を押しつぶす苦痛
もう説得するのは無理だ・・と思い、従姉妹が通う大学を調べ、そこならもう一つの「好き(英語とイギリス短期留学)」をかなえられるかな。と・・・
結局、親も納得する短大に入ることに。
「一般教養を身につけてまわりに納得してもらえるように。そしてデザインは独学しよう、いつかチャンスが巡ってくるかもしれない。」
と無理やり自分を説得して私立短期大学に進学しました。
でも私はそこでどこか「自分でいること」を諦めないといけない。
ジブンを押しつぶすことを強要されたような感覚になっていきました。
両親が求めるような「普通」という言葉が嫌いになって「個性的」という言葉にやたらと惹かれてしまうのもこういうところから・・・
「普通」って何?とよくわからなくなりますよね。
私が思うには「他人目線」で見た一般的なもの
というイメージ。
自分の意志の入っていない「普通」が嫌だったのです。
今思えば、自分が責任もって選択することで、違う道もあったのかなと思います。
ただ、自信がありませんでした。
自問自答しても結局、自分を押しつぶす苦痛の毎日です。
・こんなはずじゃなかった・・・からの行動
そこから私は毎日のようになりたい自分から程遠い環境に身を置きながら
デザインのソフトを購入し、独学で勉強を始めました。
色彩検定2級もこのころ役に立つと思い取得しました。
でも毎日、広く浅い私には意味がない時間に感じてしまう学生生活。
時間がもったいない。
夢がこのままだとかなえられない。と泣いてばかりの日々でした。
私の人生、こんなはずじゃなかった。と・・・
でも両親を見返したい!と思い、私は絶対デザイナーになる!と思いながら
ポートフォリオを作り、デザイン会社にインターンシップに短い期間でしたが飛び込んだりしました。
でもいつも不安。私は何も叶えられないんだという不安がいつもありました。
・そんな灰色の毎日に憧れと夢をくれたもの
そんな私の色の無い灰色の毎日に夢の色を与えてくれていたのは
海外のカラフルで個性的な色遣いを体感できる、
海外のインテリアの本でした。
海外の色遣い、が映画や本等でかねてから大好きでした。
それを見ると沈んでいた心がワクワクするのです。
いつか大好きな憧れのイギリスに住みたい、と思っていました。
こんなにビビットなのにクラシカルな世界で過ごせたら・・・・と夢見心地になるのです。
完全なる「現実逃避」です。(笑)
そして一悶着ありましたが、ついに一つの夢が叶う時!
子供の頃から好きだったイギリスに、ロンドンに短期留学に行ける!!!
私にとって夢の世界に行けるんだ!
灰色の毎日がここで一気にぱぁーーーーっと広がった瞬間でした。
そこでの感動が、「ジブンイロ」インテリアに今もつながることに。
また、次回この沼のような時期から一転した出来事を書きます!