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「勝ち負け」で人生を捉えていると「善と悪」が生まれる。

勝敗という価値観。

勝敗は生活の様々な部分に価値観として浸透しています。いわゆる「勝ち負け」この世界では、あまりにも当たり前のため、既に人々の基本ツールとして脳にインストールされています。

最近は、小学校でも生徒が先生を論破するような出来事が起こっていますが、メディア、スポーツ、映画などエンターテイメントとして、このような勝ち負けは、子供の頃から当たり前の世の中であったため、人々から勝敗の思考を取り除くことはとても難しいものになってしまっています。スーパーヒーローが描かれる時でさえ、勝ち負けは存在します。

勝ち組と負け組が存在することが、優越感や劣等感を刺激し、それが原動力となり更なる勝敗が生まれてきます。ちょっとした意見の違いが人生を掛けた戦いにもつながることもありますよね。このように我々の人生の大半が、勝敗という価値観をもとに成り立っているといっても過言ではありません。

それは、大げさな表現でしょうか。

親子の会話、会社での議論、近所との会話…何でもいいです。様々な場面で、勝敗の価値観が生まれているとストレスを感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

常に勝敗という価値観をエナジードリンクのように無意識的に求めている人は、数々のエンターテイメントで自己投影し、自己のストレスを発散しているのです。その上、その価値観へ誘導する情報も蔓延し、このスパイラルから抜け出すことがとても難しくなっています。

このように勝敗という価値観は、長い歴史の中で永遠に繰り返させていますね。ですが私達人類は、今ここで勝敗といった争いを生み出す世界から抜け終わらせていく時が来ています。

勝敗は分離を生み出します。

もともと世界は一つなのですから、そうやって分離を採用すると、怒りや競争意識によって、イライラしたりモヤモヤに繋がります。「勝つ」と「負ける」この分離意識がもしなければ、不必要に出てくる「怒り」や「悲しみ」などの副次的な感情を生み出しません。もしも、その感情で自分がイライラしたり、モヤモヤしているときは、この価値観がベースになっています。

では、何故人々はこの価値観を捨てることができないのでしょうか。

それは、全て自信の無さからの身を「守る」という防衛本能からくるものです。勝ち負けを善悪で判断しているため、負けは悪であるという思い込みによって、勝つ善であるとする衝動に駆られるのです。勝敗の意識の強い人ほど「守る」ための高い城壁を築き上げていきます。

ここでお気づきでしょうか?

このように勝ち負けの世界を自ら創り、制限のある世界を生きていることに。善悪を作り出した瞬間に勝ったり負けたりが現れます。善悪のジャッジメントがなければ勝ち負けは存在しません。

「バカであることが得だ」
「賢いのが素晴らしいんだ!」

このどちらにせよ、このように善悪を基準に判断した瞬間に、「自分は正しい」や、「間違っている」という分離によりジャッジメントが必ず生まれますので、勝ち負けが現れる。

では、どうすれば、抜けられるのか?


善悪を創ることで守ろうとしていることはなんなのか?に気付くことです。もしくは、何を得ようとしているのか?

例えば、ダメな自分を見ないように、認めたくない、そういった気持ちが強ければ強いほど、勝つことで見なくて済む「守り」に入っているのです。その価値観は自分の潜在意識は求めていないものと気づいていくことです。

残念ながら、まだこの価値観を世の中のほとんどの人たちが握りしめている状態です。ですが、あなたがこの善悪の世界から抜けていくと、不思議と周りや自分が勝手に築き上げてきたレッテルが崩壊し、見える世界も徐々に変化していきます。すると純粋な心で世の中とも向き合えるようになります。

そこに存在するのは、自分軸のみです。その軸を自分の価値観にすることができた時、全く新しい世界と可能性が広がっていきます。

ぜひ、これまで自分が当たり前と思っていたことに疑いの目を向けてみてください。あったはずの高い壁が本当はなかったことに気づくことができると思います。

負けの自分を見たくないとなると、何かにチャレンジすることさえできないあなたを生きてしまいます。結果『何もできない』というレッテル貼ることにもなりかねません。

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