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過去の意味づけを変えることで、幸せに近づく

塾を開講するにあたって、過去の出来事を思い返しています。
私がどんなことを経験し、どんな人と出会い、どんなことを考えてきたのかが、これからのヒントになると考えていますから。

よく「過去と他人は変えられない」と言いますが。
これは、実は正確ではありません。
過去の事実は変えられませんが、意味づけを変えることはできます。
意味づけを変えることが、人生を幸せに導きます。

どんな学校を卒業し、どんな会社に就職したのか。
どんな異性と出会い、恋をし、結婚したのか。
どんな苦難に出会い、苦しみ、克服したのか。
こうした事実や体験をから、何を学んだのか。
そして、小さなことでもいいから、喜びを感じることができたのか。
困難が大きくて深いほど、意味づけを変えることで幸せな気持ちになれます。

一番わかりやすいのが、パラリンピック選手の言葉。
肉体に大きなダメージを受けて、絶望的になったのだけれど。
支えてくれた人のおかげで、ここまで来れた。
自分も頑張ったけど、支えてくれる人がいなかったら無理だった。
今では、あの出来事に感謝している。
もちろん、私は同じ経験なんてしたくありませんけどね。

過去の事実そのものは、変えられない。
古いアルバムの中の写真は、変えられない。
でも、写真に写っていることの意味と解釈は自由です。

嫌な上司と出会って苦しんだこと。
理不尽な仕打ちを受けて、何くそ!と思ったこと。
自分のミスやわがままから、周りを巻き込んで大失敗したこと。
似たようなことは誰でも経験していますが、どう考え、どう克服したかが、後輩たちへの参考となります。

成功体験を語っても、実は共感されません。
失敗から学び、立ち直った経験こそが、人の心に届きます。

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