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自分の仕事をきちんと定義してみよう

自分の仕事を、どう定義するか。

神戸大学の人事・経理担当役員講演会に参加。
公認会計士の武田雄治氏のお話を伺いました。
上場企業の決算日程短縮などのコンサルティングを行なっておられます。
ZOOMでお話が聞けるのは、ありがたいことです。

多くの会社の経理部門は、「情報倉庫業」だと言います。
資料をもとに仕訳を発行し、決算書を作る。
当たり前の仕事です。

そこから「情報製造業」に進化する。
上場企業であれば、短期間で決算レポートを公開しなければなりません。
投資家に有益な情報を提供することが求められます。
ここまでは、上場企業であれば絶対にやらなければなりません。

さらに、「情報サービス業」に進化できるか。
経営者に対して、有益な財務情報を提供する。
決算分析して過去を振り返るだけでなく、今後どうしていくかの提言ができるレベルです。

経理部門は集まって仕事をする方が効率がいいので、コロナ禍でも出社を余儀なくされているところも多いと思います。
でもそれは、情報加工業の段階だから。
情報製造業、情報サービス業になれば、在宅でも離れていても仕事はできます。

自分の仕事は、誰の、どんなお役に立つのか?
どこに自分の仕事の存在意義を見出すのか?
経理だけでなく、これからの時代の働き方を考える上で、有益な視点だと思いました。

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