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論理的思考の落とし穴

論理的思考(ロジカルシンキング)を初めて学んだ人は、驚きますよね。
「え、こんな考え方があったんだ!」
「こんなにも、問題整理が簡単にできるんだ!」
「これまで悩んでいたことが、ウソみたいだ!」
現実をきちんと整理することで、問題解決の糸口が見つけやすくなったり、話の筋道がきれいにされてゆきます。

多くの人は、ここで満足します。
「そうか、これを使えば仕事もうまくいく!」

ところが、実際の問題はそう簡単には片付かない・・・
論理は大事ですが、論理だけでは話が前に進まないことがよくあります。
仕事をしているのは人間。お客様も人間。
人間は感情の生き物ですから。

ここでよくやってしまう間違い・・・
「論理が正しい!現実が間違っている!あの人が間違っている!」
論理だけで物事を考えてしまいます。
これを「頭でっかち」と言います。

現実は、正しかろうが間違っていようが、今ここにあるもの。
これを否定しては、論理の正しさだけで問題解決はできません・・・

現実を一旦受け入れて、「どうすれば改善できるか?」と考える。
そのために、論理的に考えてみるのです。

役に立つツールほど、使う側の力量が問われます。

https://shoushin.share-wis.com/courses/problem-solving-basic

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