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スワン(著)「あなたの24時間はどこへ消えるのか」の感想文

こんばんは、とあるパパです。

待ちにまったスワンさんの本「あなたの24時間はどこへ消えるのか」が届いた!ということで、読了後の感想を書きたいと思います。

私は二児の父で自営業を営んでいます。表紙に書かれている、「あれ?やりたいこと全然できてない」などタイムリーなテーマにも惹かれ本書を注文しました。

基本的に日の出~家族が寝静まるまでは子育てと家事のルーティーンで夕方6時以降からようやく私の作業が可能な時間が訪れる。そんな毎日を過ごしています。

今回、スワンさんの書籍を拝読しているとテーマこそ時間術を取り扱っていますが、終章のタスク管理に行き着くまでの階梯として「自分と徹底的に向き合う」至玉のメソッドが記されています。多くの方はこの部分の実践だけでもかなり得るものが大きいでしょう。特に高校生や大学生などまだ社会に出ていない方にこそ長く使えるメソッドとして薦めたい書籍です。

紹介されているメソッドは、知る・減らす・整えるという3章構成です。

知るとは、自分という人間の心を知るメソッドで、自分の本音を安心して吐き出すコツや思考のブロックとなっている考え方を把握して俯瞰する方法や自分の性格がもたらすクセやコンプレックスをどう取り扱うかについてのアプローチが軸となっています。

減らすとは、文字通り自分の時間を消費しているコンテンツやタスクとの関わりを最適化することです。

整えるとは、タスクそのものについての考え方。時間を効果的に使っていくタスクの組み方等です。

本書では、スワンさんが社会に出てから実際に感じたことや経験したものごとに対してどうアプローチしてきたか。という視点から「セルフノートと習慣で時間を取り戻そう!」という裏帯のメソッドがまとめられています。

様々な分野でデジタル化が進む昨今、その最中にあってアナクロと思われるかのようなアナログ的な手法が見直されつつあります。書くという文明は私達が歴史を振り返る事を可能にし、人々に様々な事を教えることを可能にしました。そして、いま再び書くという行為は自分を救うもっとも身近な手段となり得る可能性をスワンさんはご自身の体験を通じて提案して下さっていると思います。

総論になりますが、こちらの書籍はやりたい事をする為の時間術だけに止まらず、自分という一人の人間を解き放ちそこから自分を知り、思考の整理を行い、悪循環をそぎ落とすことによって日々消費されていく時間を取り戻すという目標が成就する本です。

押しつけがましくなく、等身大のスワンさんがあちらこちらに表現されているので、1つの提案として示されているメソッドを実践することは難しくないでしょう。スッと入ってくる文章やヒロインの旅を思わせるかのようなスワンさんのお話と共に様々なメソッドを無理なく学べると思います。

YoutubeにてNotionの使い方や解説・ととのう月曜日ラジオなどからスワンさんを知ったのですが、初の書籍を拝読する機会を得て至極ありがたいです。セルフノートの実践は近々にはじめます。そして、これからもっと月を日を重ね新たな経験・環境の下でさらに磨きのかかったスワンさんの書籍やnoteが登場する日を楽しみに待ちたいと思います。

書籍はこちら

スワンさんのYoutube Channelはこちら

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