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大金を掴む極意

客に「大金積んでも手放したくない」という気持ちにさせたら一生安泰なのがこの業界の醍醐味。とにかく「おもしろい」男に高値がつく。ただし「おもしろい」がフツーじゃ困る。抜けてないといけない。この点松本人志は抜けていた。松本人志の「おもしろい」はフツーと違っていた。ちょっとイカれてるレベルだった。だから大金を稼いだのだ。これはお笑い業界に限ったことじゃなくエンタメ業界全て、そしてほとんど全ての産業で同じことが言える。人は「抜きん出ておもしろいものやサービスや人に大金を払いたくなるもの」なのだ。このカラクリさえわかっていれば大学生でも相当な金額を稼ぐ。デブサポ!にはそういう男がゴロゴロいる。面倒なエッチなんかしなくても1時間会話で客の頭の「仕込み」をして「今日はここでこんなふうにやるんで見ててもらっていいっすか」と言って自分でこしらえたエンタメを披露するだけで5万10万15万握って帰る。こうでないと客は面白くない。金は「客からもらう」ものでなく「客に払いたいという気持ちにさせて」初めて客は納得しジャカジャカ気持ちよく使うようになるのだ。

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