サポ業界で大きく稼ぐコツ

サポ（SP）で大きく稼ぐコツを教えよう。「オレはこの金額じゃないと売らない（やらない）」と言うだけである。どういうわけか、SP界にはよくわからない相場みたいなものが蔓延っているが、ケツまでやって１万円とか２万円とか、一体誰が決めたかわからない、いい加減な数字がまかり通っている。だからチャンスなのだ。何故チャンスか。ブルーオーシャンだからだ。牛丼みたいに「普通５００円」という全国共通の認識金額（相場）がない。皆が１万とか２万で売っているから、オレも１万２万で売らなきゃならないという法律はないということだ。実際「オレは４０万以下じゃ手を打たない」と言っているうち「だったら４０万払う」という者が何人も現れた、という話は全然珍しくない。この論理構造が理解出来ない者は「そんなバカな」とか世間知らずなことを言って試そうとも工夫しようともしないが、実際やってみて工夫した者は比較的簡単にその金額をクリアしている。世の中には安物は買いたくないが高いなら買うという人が存在するということだ。安物買いの銭失いなんて諺は小学生でも知ってることではないのか。

だったら１００万円でもいいのか？と聞いてくる奴がいるから説明する。結論は「アリ」だが、実際お前に１００万円の価値があるのかという部分はよく検討しなければならない。大谷翔平の時給は２０００万と言われているが、彼にはその価値が妥当と考える者がひとりでもいるから、その数字になっているだけのことで、お前の１時間１００万円が妥当と考える者が今日本のどこかにいるとして、だったらその人とどうやって知り合うんだ？という話になる。有名でもなんでもないただの大学生のお前が、お前の１時間を１００万円以上と評価してくれる人と「知り合うこと自体」が困難ではないのか、という話である。４０万なら買うという人が数人いるなら、その数人が実際に買った後「こんなすごい奴がいる」と口コミする可能性はある。するとそのうち「５０万払う」という者が現れる。そういうふうに裾野を広げていく作業をしないと「１００万払う」という上客に巡り合うのは不可能。何しろお前は大谷翔平じゃないんだから。そして口コミされるためには「４０万の数字は妥当、むしろお得」と思ってもらえなければクチコミされないことを忘れてはならない。しかし自分の価値を磨くことを怠り、４０万の価値のままずっといたら１００万はおろか５０万の客にすら逃げられることになるのは言うまでもない。