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4/24放送分「京都市内の老舗銭湯が「絶対やめて」と悲痛な叫び」

京都市内の銭湯の名店で、サウナにまつわるトラブルが相次いでいます。サウナ室内を加温するストーブに誤って水をかけ、ブレーカーが落ちる事態が今年に入ってから既に、3回ほど起きました。サウナ人気で来客が増えた余波で、使い方を間違えるケースが出ているとみられ、貼り紙をして注意を促しています。

創業100年近いとされる金龍湯。店主の高齢化などで、一時は閉業の恐れもありましたが、SNSでの広報などを担う娘さんら、若い人たちの力を得て盛り返し、地域に欠かせない銭湯として親しまれています。
サウナの利用も好調で、近年は若い人の来店が増えています。かつてはほとんどなかった外国人客の姿も見かけるようになリました。

サウナが好評を博す陰で、困っているのがトラブル。利用者が風呂おけでくんだ水を、ストーブの上にオブジェ的に置いてある石にかけてしまうのです。

サウナストーンに自分の好みで水をかけ、蒸気を大量発生させて楽しむ「セルフロウリュ」と呼ばれる入浴法が愛好家の間で人気のため、「セルフロウリュと勘違いしているのかもしれない」と店側は推測。セルフロウリュをするには対応した特別な設備が必要で、市内でセルフロウリュができる銭湯は、中京区の金山湯のみとされます。

金龍湯の場合、石に水をかけてしまうと、センサーが作動してブレーカーが落ち、地下水をくみ上げるポンプが作動しなくなります。カランから冷たい水が出なくなる上に、湯がどんどん熱くなるなどの不具合が生じます。ブレーカーを元に戻しても、ポンプが正常に戻るのには20分~30分を要し、利用客に多大な迷惑がかかるそうです。

3月には1週間で2回、ブレーカーが落ちたことがありました。店では「サウナストーンには絶対!水をかけないで!!」と貼り紙をして注意を呼びかけています。お店の方は「いずれは英語での表記も必要かもしれない」とし、「水をかけないようにしてほしい」と訴えています。この金龍湯と同様の行為は、市内の他の銭湯でも起きているそうです。

これ、案外知らない人が多いかもしれないと思って紹介しました。
リゾート地や温泉、スーパー銭湯のサウナにはよくロウリュウがありますし、見た目が似ていると同じだろうと思いがちですが、銭湯のサウナはそもそも作りが違うんですよね。銭湯慣れしてないと分かりにくいかもしれませんが、記事のように、使い方を誤るとえらいことになりますので、使い方を確認しながら利用したいですね。銭湯を利用する機会がある方は、気に留めてもらえたらと思います。

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