見出し画像

オッサンの独り言 「音楽と僕 01 出会い~中学生編」

どうも、debuchoです。
世の中色んな場面で音楽って使われてるし、聴き方も増えましたよね。
サブスクで色んな曲を聴けるサービスもあれば、SNSでアップしているものもあったりと、音楽に触れられる環境って増えたなぁって感じます。

僕自身、最初に音楽を意識した記憶を辿ると3歳くらいの時で、子供向けのレコードプレーヤーにセロハンみたいな素材のレコードをかけていたのが最初でした。
最早それがどんな曲だったのかは思い出せないんですが、なんか凄く聴き込んでいたように記憶しています。
レコードの次はラジカセでカセットテープをヘビロテしていました。カセットは「ピンクレディー」の曲が入っているものでした。「UFO」や「ペッパー警部」を 何度も再生していた思い出があります。
物心ついた頃から音楽が好きだったんだなと、改めて思います。
多分、その頃見ていたテレビの曲だったり、流行りの曲だったり、そんなようなものを聴いていたのだと思うのですが、いつしかそんな自分にも最初の転機が訪れました。

幼稚園に入り、年長になった頃にピアノを習い始めました。
ブタもクラシックを聞かせて育てると美味しくなるって言いますしね。
って、そっちかよ!?頑張れ子ブタの頃の俺!
たまたま仲の良い友達のお母さんがピアノの先生をしていて、もう1人の友達がそこにピアノを習いに行くような事を言い出して、仲間外れではないけど、何となくそこでピアノを習わないと輪に入れなくなってしまうのではないかという気持ちもあり、ゆるく始めてみたのですが、これが案外面白くて、そこからピアノや音楽がどんどん好きになっていきました。
ピアノで音楽の基礎を学び、クラシック音楽に触れ、自分の世界が少しずつ広がってゆく事がとても楽しくなり、もっと色々な音楽に触れたいと思うようになりました。

幼稚園から小学校低学年にかけて特にハマったのは、「戦隊モノの主題歌集」でした。クラシックじゃないんかい。戦隊モノはカセットテープが擦り切れるんじゃないかってくらい聴きまくりました。そういえばアニメ主題歌集みたいなのも持ってたっけ。勿論、クラシックもちょこちょこと聴いてはいました。因みに自分が子供の頃の戦隊モノの曲は今でも好きで、たまに聴きたくなります、っていうか聴いてます。楽曲的に好きなのは「バトルフィーバーJ」と「ゴーグルファイブ」の主題歌です。「サンバルカン」もなかなかカッコいいです。80'sバンザイ!!

小学生も中盤になると、ピアノを弾く技術も少しだけ向上し、より一層ピアノが楽しくなりました。と言っても、ピアノはそんなに上手くならなかったんですけどね。ヘタでしたけど、弾くのが楽しかったので、それで良かったんです。
小学校高学年になってもピアノは続けました。練習量は少なく、レベルもちゃんとやってる子なら小学校低学年で弾けるような程度ではありましたが、でもなんか好きだったんですね。そして小学校卒業を迎えた時に、まだバイエルが終わってませんでした(黄バイの半分くらいまでしか出来なかった)。
中学生になる時に先生から、「もうバイエルはいいので、次からはブルグミュラーをやりましょう」と言われました。バイエル強制終了。さらばバイエル。こんにちはブルグミュラー。ところでブルグミュラーってナニ??そんな事はお構いなしに、ある日渡される楽譜。表紙には「BURGMÜLLER」の文字。Uがニッコリマークみたいになってるのね。これからはキミが僕のパートナーだね。しかしそんな出会いも束の間、中学生で再び転機が訪れます。

中学2年になって間もなく、僕はピアノを辞めました。
同じクラスにめちゃくちゃピアノが上手い男子生徒がいて、彼の演奏を見て、いや聴いていたら、とてもじゃないけど自分はそんなに弾けないなと思ったのもありましたが、一番の理由は「ピアノの先生との折り合いがつかない」問題でした。特に仲が悪いというわけではなかったんですが、なんとなくイヤミっぽいなと感じる事が多くなり、段々ストレスが大きくなってきて、そんな気持ちになってまでレッスンに通い続ける理由もないなぁなんて思ったのが原因でした。また、その頃に「X」というバンドの「紅」という曲に出会い、色々とカルチャーショックを受けたというのもありました。何だよ、バツって!?そんなバンド名あるのかよ!?あ、エックスっていうの??「バツのベニ」じゃなくて「エックスのクレナイ」なのね。
新たな世界の扉が開かれました。ようこそロック、そしてメタルの世界へ。

中学3年にもなると、聴くアーティストはXをはじめ、メタリカ、ハロウィン、ジューダス・プリーストなどの有名なメタルバンドになっていました。他にもモトリー・クルーやガンズなどの王道も聴きましたけどね。
あ、それと並行してクラシックもちゃんと聴いてました。中学の頃はベートーヴェンのピアノソナタ集がお気に入りでしたね。ホロヴィッツが演奏している、「月光」「悲愴」「熱情」の3大ピアノソナタが入っているものでした。特に熱情の第3楽章がカッコいいんですよね。月光の第3楽章も同じくらい好きでしたし、他の曲だと「テンペスト」なんかもカッコいいんですよね。ピアノを習っていたからなのか、シンフォニーやコンツェルトはあまり聴かず、専らピアノ曲ばかりを聴いていました。ベートヴェン以外だとドビュッシーやラフマニノフ、ブラームスのハンガリー舞曲なんかも好きでしたね。因みにハンガリー舞曲は5番から入ったのですが、ピアノ曲となると6番がカッコいいですね。弦楽バージョンなら2番が好きです。
そうそう、中学3年になる頃から友達とバンドを始めました。自分はベース担当で、同じクラスのピアノがめちゃくちゃ上手い男子はドラムでした。
なんか長くなってしまったので、続きは次回という事でm(__)m

(次回予告)
ピアノからエレキへと転向したdebucho少年。
バンドの世界へと足を踏み入れた少年の運命やいかに!?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?