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「ガクチカ」とは何か??

 こんにちは、IKJ共感コミュニティーでアドバイザーをしている斉藤と言います!
もう20年以上、大学生の就活の相談に乗ってきました。その経験からお話します。

就活相談の面談の中で「ガクチカって何を書いたらいいですか?」「ガクチカに書けるようなことを何もしてないです💦」という相談をよく受けます。

ガクチカには何を書けばいいでしょうか?
・バイトでの時間帯責任者?
・サークルの代表経験?
・ゼミはゼミ長でした?
・インターンで営業成績1番でした?
・留学経験?英語が話せます?

先日の新聞に、大学の出席確認が厳しくなり、バイトやサークルにあてる時間が無くなくなっている。そのため、ガクチカに書けるものがないと焦る大学生が増えた。
その対策として、大学の履修状況をガクチカに反映させるためのシステムを開発した会社がある。という記事が載っていました。

これで本当に解決になりますか?
何かモヤモヤして、納得できない・・・。

企業は何のためにガクチカを書かせるの?

そもそも、ガクチカで「何をしたのか?」は本当に大切でしょうか?
これまで多くのESを読ませてもらいましたが、大学生がやってきたことに大差はありません。

バイト・サークル・留学・・。
だから、「やってきたこと」を強調されても、他の就活生との違いは伝わりにくいと思います。

やったことではなく、「どうやったのか?」「なぜやったのか?」「何が問題だったのか?なぜその解決策をえらんだのか?」
という形で、あなたがなぜその行動をとったのか?その行動の裏にある思考回路を知りたいし、そこにこそあなたの個性や人間性が出ます。 

そもそも、企業はあなたのキラキラした経験の有無を知るためにガクチカを書かせるのではないですよね?

ガクチカは「あなたの人間性(問題解決力・論理的思考力・実践力・行動力・リーダーシップ力など)を引きだすための材料です。」
だから、やったことにこだわり、そのネタを作ろうとする前に、本当に自分が自信を持ってアピールできる力は何なのか?それをしっかり見つけましょう!

「受かるES(企業の人材像に合わせたES)」を書こうとするのではなく、
「取りたいES(自分の良さがしっかり伝わるES)」を書きましょう。 

そして、万が一ESで落とされたとしても、「100%伝える努力はした、落ちたのはその企業と合わなかったんだ。」と思えるくらい自信のある、強い就活をしましょう! 

就活の目的は何か?

就活の目的は、選考を順調に突破することでもなく、多くの企業から内定を取ることでもありません。

就活の目的は、あなたがやりがいを感じ、関わる人に感謝され、しっかりと評価され、そして仕事を通じて自己成長できる会社と出会うこと。
そして、その会社に両想いで内定を取ることです。

大したことをしていないと自信を無くすより、
自分の長所も短所もしっかり分かって、それを武器に出来るくらい磨き上げて、
自信満々の就活をして欲しいと心から願っています。

本当の自信を付けたい方、ぜひ一度お話しませんか?
公式LINEアカウントから、「noteみた!」と連絡ください♪

IKJ共感コミュニティ―
斉藤

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