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上場 市場再編

上場とは何か、上場への条件・市場が変化することについてまとめてみました。

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上場とは

株式市場に上がって、証券取引所で株式の売買ができるようになること。

上場企業とは株式が発行できる企業のこと。

上場する意味

知名度および「信頼」が上がることで、人材調達や取引の円滑化がはかれる。

株式会社とは

株式を発行して資金を集めて、事業を行う企業のこと。

そもそも、企業は株式を発行するか借金をしてお金を集めている。

株式(=株)は、一つ数千~数万円で、この値段を株価、紙ベースの物を株券という。

株式を買った人(=株主)は株式総会に出席したり配当金をもらったりできる。

証券取引所

株式を売ったり買ったりするところ。

企業が上場するためにはそれぞれの証券取引所が定める基準を満たす必要がある。

ほとんどの企業は東京証券取引所(東証)で上場している。

東証の市場区分(現在)

一部・・・大企業。審査基準が厳しい

二部・・・中堅企業。一部に比べると審査基準はゆるい。

JASDAQ(スタンダードとグロース)

マザーズ・・・新興市場ともいう。ベンチャー企業が上場する。審査基準は一部、二部と異なる。

東証の市場区分(2022年4月から)

プライム・・・一部の最上層のみが審査に通る

スタンダード・・・一部の下の方、二部、JASDAQ(スタンダード)が属す

グロース・・・JASDAQ(グロース)とマザーズが属す

どうして市場区分が変わるのか

東証一部上場企業の数が増えすぎたため。日本の最上位市場として魅力の低下を防ぐため。

企業価値が低く、改善の努力もしないところまでTOPIXに組み込まれてしまうことが問題である。

2020年の一部上場企業は2200社と右肩上がりに増加している。

市場とともに変わること

流通株式の定義の見直し。流通株式と認められる基準が厳しくなった。

必要株主の減少。これによって株主優待が廃止され、配当が増える可能性がある。

感想、意見

「一部上場」という言葉は聞いたことがあったが、これからは「プライム上場」というようになるのだろうか。

流通株式など株や株式会社について知らないことが多すぎるので調べていきたい。

参考にしたサイト


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