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大麻合法化に賛成する理由と反論⑥

どうもアコニチンです。

大麻合法化に賛成する理由と反論

理由1)医療目的。大麻の合法化、というと嗜好品としてタバコのように大麻が出回るイメージがあるが、大麻は医療品として有用なのである。今現在、日本では大麻は違法で医療用の鎮痛剤としてモルヒネが使われている。モルヒネは大麻より効果の強い麻薬である(大麻はソフトドラッグなのに対してモルヒネはハードドラッグ)。モルヒネより大麻の方が鎮痛剤として適しているのではないか。また、大麻が250種類もの疾患に効果があるという研究もある。嗜好目的の合法化は置いておいて、医療目的での大麻は少なくとも合法化するべきである。

反論)医療目的でも大麻は合法化すべきではない。大麻は麻薬であり、安全性が担保されていないからである。医療用大麻によって患者に悪影響がでたらどうするつもりか。また、医療目的であると偽った密輸や使用が相次ぐ可能性がある。医療目的として合法化したとしても、嗜好目的での大麻の流通が増えてしまう。


理由2)健康被害。大麻はタバコや酒と比べて健康被害が少ない。タバコや酒は個人の自由で嗜むことができるのに、大麻はできないのはおかしい。嗜好目的での大麻を合法化するべき。

反論)どちらの方がより健康被害が少ないか、というのは意味のない比較である。どちらも有害であることは前提条件として明白なのだから、比較的健康的な大麻を合法化する方向に動くよりかはより有害なタバコや酒を違法にする方が理にかなっている。


理由3)麻薬販売元の取り締まり。麻薬を売っている暴力団などの犯罪組織の資金源を断つことになる。そうすると暴力団の勢力をそぐことができる。また、違法薬物には不純物などが含まれている場合があるので、政府が取り締まった方が安全に大麻を使用できる。

反論)大麻を合法化することで、犯罪組織は大麻から手を引くかもしれない。だが、結局他の麻薬の密売を始めるのではないか。それでは何の解決にもならない。むしろより依存性のある麻薬の販売をする可能性もある。政府の大麻より犯罪組織の大麻の方が安かったら、まるで打撃がないどころか儲かってしまうだろう。


理由4)税収の増加。大麻に税金をかけることで、政府は財源を確保できる。

反論)他のもので財源は確保できている。大麻合法化の際の大麻栽培費、購入費、人件費、中毒者のカウンセリングなどで支出も多いだろうし、税収のために大麻を合法化する意味はない。


理由5)日本の産業。大麻は日本の気候で良く育つ。大麻草は現在でも雑草に混じって普通に自生している。太平洋戦争前の1900年頃までは、麻はかつて、繊維素材の他、種が食用にされていた。種をまけば勝手に自生し、施肥や間引きといった栽培の手間のかからず、収穫が早い一年草であったため、「農作物としての」大麻は一部の貧農にとって主要な収入源であった。大麻が合法化されることで、大麻農家ができる。日本の産業として大麻はうまくいくのではないだろうか。

反論)大麻は栽培しやすい草で、室内でも簡単に栽培することができる。どこでも育つので日本の産業にはなりにくい。

↓↓以下は大麻の栽培方法が乗っていたサイト。大麻の栽培方法がまさか日本語で読めるとは思っていなかった。


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