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WHO アメリカ脱退

4月7日は世界保健デーです。今年のテーマは「より公平で、より健康な世界を創る」ことだそうですね。どうもアコニチンです。

アメリカのWHO脱退について調べました。

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WHOとは

World Health Organizationの略。1948年4月7日に全ての人々の健康を増進し保護するため互いの国々と協力する目的で設立された。詳しくは「WHO憲章」に健康を保持する大切さと意義が載っている。

日本は1951年に加入している。

WHOのロゴ

アスクレピオスの杖と地球儀が描かれたマーク。

アスクレピオスとはギリシア神話に登場する医師で、アスクレピオスの杖は医術の象徴として有名である。

WHOの組織

本部はスイスのジュネーブにある。194の国が加盟し、世界各地に150か所もの事務所がある。

2021年現在の事務局長はテドロス・アダノム氏である。

テドロス事務局長と中国

新型ウイルスの問題で一貫して中国の肩を持つような発現を続けている。たとえば、「中国は感染の拡大を遅らせるために多くの善いことをしている」「(習近平国家主席は)知識を持っており、危機に対応するリーダーシップを発揮している」など。中国擁護に徹するテドロス氏への批判は高まり、辞任を要求する署名の賛同者は37万人を超えた。(参考:2020年2月に書かれた記事)

この理由として、テドロス氏は中国から巨額融資を受けるエチオピアの元保険相だったことがあげられる。また、中国はアメリカに次いで二番目に多くWHO運営への資金を負担している。

アメリカのWHO脱退

テドロス氏があまりに中国寄りの考えをすることを理由に、トランプ氏は2020年7月6日に一年後にWHOから脱退すると表明した。その一週間後、資金拠出の凍結を発表した。

アメリカはWHOに多額の資金を出している。2021年までの2年間でWHO予算の9%にあたる5億5300万ドルに相当し、これは中国の3倍である。WHOはトランプ氏が資金拠出を凍結したままだと、5億5300万どるのうち4億ドルほどの資金が望めないことになる。

しかし、2020年11月にバイデン氏はWHOからの脱退を撤回する大統領令を出した。これは世界が協調して新型コロナウイルスに立ち向かううえで重要なことがと言える。

意見、感想

WHOへの資金を出している国の中でアメリカが一番だったことに驚いた。日本はどのくらいの資金を負担しているのだろうか。テドロス氏についての記事は一年前のものと少し古かったので現在の声明を参照したいと思った。

参考にしたサイト




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